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2013年01月24日

シリーズ379・パノラマ写真「ここはどこ」・床の錯視

 中島公園の札幌コンサートホールKitara(キタラ)の1Fホールの床に彫刻家安田侃氏の作品「相響」が置かれています。このグレイの縞模様のある白大理石の彫刻に、色調と模様を合わせたかのようなタイルが貼られています。建物に対して斜めに配置されたタイルの部分が凹凸となって見え、あたかも床に段差があるような錯覚に陥ります。これは錯視効果を狙って造られたものと思われます。床なので、これは言われてみなければ気が付きません。


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このKホールへは時々出かけますので、床タイルは必ず目に入っているのですが、パノラマで拡大しますと確かにズレ方はひどく、こんな立派な音楽施設にはあり得ない不協和音的な違和感の筈です。
色が淡いせいか之まで全く気付きませんでしたが、之もわざわざ高コストをかけたモザイク風の美術作品の一種と考えて納得です。

  • 伊東 裕
  • 2012年11月14日 11:26

 床のタイルが特別の意図を込めてデザインされていたとは知りませんでした。タイルがきちんと平行になっていないのがこの錯視効果を生み出す工夫であるようです。

  • ブログ子
  • 2012年11月14日 14:43
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