2013年06月04日
PC名刺作成で思うこと
現役から遠ざかって名刺交換をする場面に居合わせることも無くなってきている。会う人は大抵顔見知りで、その範囲が広がる訳でもなく、たとえ初対面の人に遭遇しても、名刺を持っていない、というと当方の様子から納得してくれる。
しかし、見ず知らずの人が名刺を出してきて、こちらが名刺を出さないと、なんとなく借りができたような気持ちにもなる。明日は某パーティに出席の予定で、多分幾人かは名刺を出してくるだろう。
そこで名刺交換に備えて、パソコンでの名刺作成を行ってみる。ネットでフリーの名刺作成ソフトをダウンロードである。この種のフリーソフトは数多くあり、便利になったものである。試行錯誤で文字と画像データでデザインする。あまり凝ったものにはしないで、シンプルなものを作る。印刷は名刺用のプリントカードを買ってきて、プリントする。
身分に「爪句作家」と入れておく。自称作家(写真家&俳諧師)である。これはNHK報道番組「ネットワーク北海道」の写真俳句の取材があったので、ちょっと使ってみたくなった(放送は6月5日の同番組の6:10~7:00の間の2分間程度と聞いている)。
自分のブログのURLのQRコードを名刺に印刷してみる。自分のスマホでは読み取ることができる。しかし、スマホの利用者数がガラ系の携帯を上回ったと聞いているにしては、身近ではQRコードは利用されていないようだ。毎週の都市秘境巡りに際して資料を作り、訪問先のパノラマ写真がスマホ見られるようにQRコードをプリントして手渡していても、これはほとんど利用されていないようである。
さらに考えさせられたのは、QRコードを刷り込んだ爪句集出版で、出版をチェックする担当者やその周囲で、正しい場所にアクセスされるかどうかをスマホでチェックできないことを見て、爪句集に刷り込んででも、この状況から推測して、一般の読者に利用されることは皆無に近いのではなかろうか。
しかし、である。スマホをかざしただけで、サイトを見ることができる便利さは広まるだろう(なんかスマホ利用者には当たり前の日常茶飯事のことを言っているようだけれど・・・)という訳で自分の名刺に自分のブログのQRコードを刷り込んで自己満足に浸っている。
- by 秘境探検隊長
- at 14:34
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