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2013年09月30日

廃墟感の漂う中に彫刻が目立つタ・ソム

 タ・ソムは比較的大きな寺院遺跡である。崩壊が進んでいるようで、崩れた石材がそのまま放置されている。スポアンらしい大木の根が遺跡に覆いかぶさっている。蛇神ナーガの胴体部分も消えている。ただ、この遺跡のレリーフや彫刻には見るべきものがある。並んだ彫像の正体はよくわからないのだが、座り方が独特である。こんな風に足首を交差させて座る習慣でもあったのかと、遠い昔の風俗を垣間見る一時である。デバダー像も見つけたけれど、パノラマ写真には残せなかった。

守護神は 蛇神(じゃしん)に代り 木の根なり


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座り方 かくの如しと 壁にあり


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