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2013年10月10日

爪句@今日(10月10日)の一枚

赤き実を 熊は食べぬか ナナカマド

 ウィンドブレーカを着ないで外に出るとかなり寒い。街路樹のナナカマドの実が赤くなって、朝日に輝いている。ナナカマドのある住宅街の先に果樹園があり、ここまで熊が出没する。小川にサケが遡り、熊が裏山まで来る大都会札幌である。

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これまでのプログで、餌の乏しい冬季間のナナカマドの赤い実は小鳥たちの格好の餌と知っておりましたので、句の「熊は食べぬか」に、最初はなるほどと思いました。
秋口に硬くて渋いドングリを貪欲に食べ漁るのに較べて余程美味しいと思うのですが、考えてみれば、秋口のナナカマドは多分熊も辟易する味と思われ、厳寒に程よく熟した頃の実を食べるには冬眠真っ最中とあって如何ともし難いわけですね。

  • 伊東 裕
  • 2013年10月10日 11:05

 ナナカマドの実が食べれたら、と思うのは熊ばかりでなく人間もそうです。ナナカマド酒にして、漬けた実を取り出してジャムにして食べる方法もあるそうですが、そんな面倒なことをしなくても生食のできる実ならよいのに、と写真を撮りながらいつも思います。

  • ブログ子
  • 2013年10月10日 11:35
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