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2014年02月04日

HPFhito41-2・北一已駅の取材に同道のSTVテレビ・デレクターの成田清美さんとスタッフ

 STVテレビに「Do!アンビシャス」という番組があった(2013年3月で終了)。道内で活動しているユニークな人物に密着して取材して放送する番組である。1年前(2013年)番組の制作担当部門から打診され、同番組作りにお付き合いすることとなった。取り上げられたテーマは「爪句」で、パノラマ写真を撮って爪句を捻り出す趣味の世界に焦点が当てられ、1週間ほどにわたっての取材となった。
 番組担当のデレクターは札幌映像プロダクション所属の成田清美さんで、番組作りのためSTVに派遣されていた。札幌円山とか羊ケ丘のような絵になる場所での取材の他に、駅のパノラマ写真を撮っている様子も撮りたいとの申し出がある。そこで留萌本線はどうか、ということで泊りがけでの取材となる。同行者は福本工業の福本義隆社長と同社のパノラマ写真家の山本修知氏である。
 深川駅からパノラマ写真撮影グループはレンタカーで出発する。それをSTVのスタッフが追いかける。北一已駅で雪の駅舎やホームでパノラマ写真を撮影しているところをテレビカメラが録画撮りである。パノラマ写真を撮っている様子をテレビカメラで撮るということは、こちらのパノラマ写真に取材スタッフが写るということでもある。パノラマ写真に写っているカメラマンは喜井雅章氏、音声担当は松本尚也氏であった。
 この日(2013年2月7日)は留萌本線の終点の増毛駅まで行っている。増毛町では国希酒造にもカメラを入れている。増毛駅の隣駅の箸別駅にも寄ってパノラマ写真を撮る。取材初日は留萌市内泊となる。
 翌日は留萌駅を出発して深川駅方向に向かってパノラマ写真撮影となる。大和田駅まではSTVの取材スタッフも一緒についてくる。大和田駅からはSTVのスタッフと別れて、テレビカメラを気にせずにパノラマ写真撮影だけに注意を集中する。
 成田さんの経歴を後で聞くと、24年ほど前にテレビ制作の仕事に入り、出産のため退社、二人の子どもの母親で、現在は「どさんこワイド179」のデレクターを勤めているとのことである。番組の数字179は北海道の市町村数である。平成の大合併により市町村数もかなり減ったものだと気がつく。


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成田さん(中央)とスタッフ。パノラマ写真に離れて写っているのは山本氏。

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写真の北イチヤン駅撮影ご一行様の後方に深川方面乗車口の標識が立っており、深川駅に降り立った時には、いつも啄木の歌詞を想いい出しておりますので、その説明の一端です。
「ふる里の山に向ひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな。」深川市の駅を降りた真正面の石狩川鉄橋袂の道路沿いに生家(菓子店)が有りました。
駅から300メートルほど先の鉄橋までの道路沿い十字街には社会人最初の10年間を勤めた勤務先があり、現在も深川市の公共記念館として現存利用されております。
後方に連なる山並みが音江山(アイヌ名イルムケップ)山塊で、山麓には、温泉(湯治で有名な沖里河温泉)や、著名なリンゴ園が納内から内園、音江、江部乙まで延々と連なって居りました。
写真左方向の国設スキー場スロープの見える山が神居山で、急峻なスロープで苦労しました。
その左方の山頂が平たく一部冠雪しているのが尚武山(アイヌ名コップ山)、さらに左方向の低い山が櫻で有名な円山(八十八箇所霊場)と続きます。
爪句パノラマ写真は、撮影テーマそのものに膨大な情報を内包しておりますが、見る人それぞれの立場で、さらに別の視点で細部の情報を読み取ったり連想したりなど、副次的とは言え、重要な情報源として公私両面で役立っていると思います。


  • 伊東 裕
  • 2014年02月06日 12:29

 伊東さんの故郷で色々な思い出があるのですね。パノラマ写真は見る人によって連想したり思い出したりするものが違います。留萌本線は冬の取材でしたが、今度は機会を見つけて夏に行って見ようと思っています。

  • ブログ子
  • 2014年02月06日 17:48
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