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2014年06月18日

道新文化センター講座9回目

 4月から始まった道新文化センターの都市秘境散策講座も早いもので9回目になる。今日の講座は北大探訪である。
 地下鉄北12条駅に集合して、少し歩いて北大情報基盤センターに着く。同センター長の高井昌彰教授からセンターの概要の説明を受ける。センターのスーパーコンピュータ(スパコン)でどんな研究が行われているかの例をスライドで説明してもらう。気象予測、天体の動き、製薬、海水の温度分布のシミュレーション等々と様々な研究がスパコンを利用して行われている。スパコンはメーカーからのリースで、リース料は年間10億円とのことである。北大全体の年間予算規模は800億円を超すので、この10億円は全体の予算と比較すれば大きくないとも言えるけれど、やはり研究予算としては突出した額である。国から大学に来る運営交付金が年々減らされてきており、北大でスパコンをいつまで利用できるにかの心配もあるとの事である。

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(情報基盤センターの概要の説明)

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(参加者に説明する高井先生)

 説明後は実際にスパコンの見学である。スパコンともなれば発熱対策が必要で水冷、空冷で対処している。スパコンの傍に寄ると確かに熱さを感じる。スパコンのラックに入っているユニットの1個が1トンにもなると聞くと、驚くばかりの重量である。
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(スパコンの見学)

 スパコンのある部屋に入ることはめったにないので、記念のためパノラマ写真撮影を行う。



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(スパコンの部屋のパノラマ写真-1)



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(スパコンの部屋のパノラマ写真-2)

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 情報基盤センターの見学を終え、次に北大公共政策大学院の石井吉春教授を研究室に訪ねる。石井先生から同大学院の概要を聞く。北大に2005年から出来た大学院で、法科大学院、会計大学院と同じで、実務者養成を目的にしている。社会人入学生が1/3ほど居り、学部からの学生と一緒に勉強しているとの事である。
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(石井先生から説明を聞く参加者)

 公共政策大学院の玄関にある先住民族の遺跡展示を見る。
 その後北大構内にあった暖房用石炭を運び込んだ引き込み線跡を見る。引き込み線跡のところに小麦研究記念碑があるのでそれを見学する。
 続いて荘園寮の閉寮記念碑を見てクラーク会館のところで散会となる。

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