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2014年11月12日

シリーズ1438・「パノラマ写真」ここはどこ

駅名額 読めぬ駅名 薄れおり

 かつては2路線が乗入れた駅であった。そのせいもあってか、駅舎は比較的大きな建物である。単式・島式の2面3線でホーム間に跨線橋がある。駅名は難読で、アイヌ語の地名に漢字を当てはめている。この漢字の当てはめ方は山名にも見られる。


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道内の地名や駅名には、個々の漢字は読めてもアイヌ語を当て字にした場合は、難字ではなくとも音読みと訓読みを連ねて重箱読みしている例が多く、音・訓混合熟語として済ませているようです。
しかし、この駅名は、どの辞典にも、クニ・コク以外の読みは方は全く見当たらず、クンと読ませて通用している例は、漢字熟語の抱える根源的難題の中でも最たるものかも知れませんね。
ドサンコとして読み馴れている場合でなければ、初めてこの駅を漢字で見た場合は絶対に読めないのが当然の、悩ませるクイズと思います。
在職中の記憶ですが、既に廃線になった深名線の「添牛内」が本州からの或公式書類には、堂々と「添牛肉」に化けて居り、これをイメージ読みと解釈しておりました。


  • 伊東 裕
  • 2014年11月12日 10:08

 「内」が「肉」にないましたか。確かに「添牛肉」の方が頭に浮かびます。二画の違いの似通った漢字が、全く関係の無い意味を持つところが、表意文字を利用しているためにまま起こる混乱をもたらしています。

  • ブログ子
  • 2014年11月12日 10:59
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