2015年04月22日
道新文化センター講座3回目
標記の街歩き講座の3回目は地下鉄東豊線札幌駅に集合して、エコ・モビリティ サッポロまで歩きました。このNPO法人代表の栗田敬子さんに、同法人が運営しているベロタクシーについて説明していただきました。参加者からの質問にあった「ベロ」というのはラテン語で自転車のことです。
札幌でのベロタクシー導入の経緯や、積雪のため年ほぼ6か月の営業である札幌における事業としての有利な点、不利な点、利用者は観光客ばかりかと思っていると、利用客のほぼ半数は札幌市民であるという意外な事実、高齢者の介護目的の利用等々の説明を栗田さんから聞きました。
実際にベロタクシーがどんなものか、乗り心地はどうかなどを車体に触れたり、乗ってみたりして体験です。4月25日(土)から今年の営業開始ということで、もうすぐ札幌の街にベロタクシーの姿を見ることができます。
ベロタクシーの駐輪場は卸売センターの一角にあります。パノラマ写真で駐輪中のベロタクシーを撮影しました。
エコ・モビリティ サッポロから歩いて次の訪問先、在札幌ドイツ連邦共和国名誉領事事務所に行きました。この訪問は同名誉領事のサッポロビール(株)北海道本社代表高島英也氏にお願いしてありましたが、高島氏はこの4月に東京本社の方に転勤になっています。同名誉領事館の事務を担当している伊藤泰子(ひろこ)さんより、同事務所開設の経緯、仕事の内容などを説明していただきました。札幌のドイツ名誉領事館が日本全国で一番歴史があり、専任の事務担当者が居るのは札幌だけである事などを知りました。札幌や道内に滞在しているドイツ人を相手にした面白いエピソードの披露などがありました。
ドイツ名誉領事館事務所での説明の後は近くのサッポロファクトリー内のビアケラーに移り、サッポロビール(株)北海道本社副代表でサッポロビール博物館館長も務められている小野寺哲也氏から日本(札幌)におけるビール醸造の歴史等をパワーポイントで説明していただきました。勉強になるお話でした。ビール工場を見学された天皇が座った椅子なども社内の倉庫に保管されているそうで、サッポロビールの歴史の重みを感じました。
ビアケラーの雰囲気がどんなものであるかパノラマ写真を撮影しました。
(ビアケラーでのビール試飲会・画像クリックでパノラマ写真・パワーポイントのためパソコンを操作しているのは同社副部長でビールアドバイザーの安藤達也氏)
講演を聞きながらビールとソフトドリンクを賞味しました。オードブルはサッポロビールのサービスということで、これには感謝です。
(開拓使ビール)
- by 秘境探検隊長
- at 20:43
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