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2015年04月21日

今日(4月21日)の一枚

スイセンに 判断託す 降る降らぬ 

 雨が降るのか降らないのか、優柔不断の空模様である。こんな時の散歩は遠くに足を延ばさない。雨が降って来たらすぐ家に戻れるようにと家の近くをうろうろする。道端に咲いているスイセンも所々に雨粒を抱え、天気の行方を思案している。

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爪句が俳句とか川柳に類型される一面はあるとしても、本質は一貫して自然界のありのままの描写であり、プログ子先生にとって、人間と動・植物または自然現象との間にさえも、峻別する垣根は存在しないようです。
つまり  一人目の役者は、優柔不断な空模様を演出している風神たち                   空模様の一団。
     二人目は、 今日の天候を思案している大勢の水仙たち。
      三人目は、 今日の行動決定を水仙たちの判断に委ねているプ              ログ子先生。
      四人目は、 この寸劇を楽しんでいる数十人の観客。

  • 伊東 裕
  • 2015年04月21日 22:48

 伊東さんは唯一人の爪句評論家です。ブログ子が唯一人の爪句作家であるように。まあ、評論家とか作家とか大袈裟なカテゴリーは兎も角、この写真とテキストの表現形式を鑑賞する立場と創作する立場で楽しんでいる事にはなります。

  • ブログ子
  • 2015年04月22日 01:42
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