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2015年04月08日

N39尺別鉄道の資料が掲示されている尺別駅舎

 下り方向に直別、尺別、音別と「別」三兄弟駅が続く。「別」はアイヌ語の「ペツ(川)」に漢字を当てており、道内には「別」のつく駅名(地名)は多い。駅周辺は人家も少なく寂れた感じである。尺別駅は運炭のための雄別炭礦尺別炭礦鉄道から尺別鉄道となった路線の起点駅でもあった。据え付け椅子があるだけで、他になにもない駅舎内の壁に、尺別鉄道の写真や説明が壁に張ってある。相対式ホームがあり跨線橋で連絡である。屋根なし跨線橋の上からは海が見える。ホームでは作業員が除雪作業を行っていた。

駅名板 「別」の三駅 表示あり

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壁に寄り 尺別鉄道 資料読む


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comments

初めてまして、S.nagataと申します。
尺別駅と駅周辺のあの雰囲気が好きで
北海道旅行の際に何度も訪れています。
尺別駅は映画「ハナミズキ」の舞台として有名ですが
個人的に色々と調べているうちに尺別駅にはかつて尺別鉄道と言う路線が接続していて駅周辺はとても賑わっていたと知りました。
映画ハナミズキ以外にも尺別駅にはこんな歴史があるんだなぁ…と駅を訪れた方が思ってくれたら…と思い、尺別鉄道関連のコピーを勝手ながら訪れる度に壁に貼って帰ってます。
あのコピーを見て尺別駅や尺別鉄道に興味を持って頂けたらと思うと同時に、過去と今の尺別を見比べて、日本の高度成長を支え続けた北海道の炭鉱の歴史などを感じてもらえたら個人的には幸いかな?と思います。
今年は5月にまた尺別駅を訪れ、新しい資料と駅ノートを置いて帰りました。
次回管理人さんが尺別駅を訪れた時にまだ駅ノートが残っていましたら、記念の書き込みなどして頂けると嬉しいです。

JR北海道は今後利用者の少ない無人駅を廃止する方針を発表していますが、尺別駅は歴史的な意味でも残して欲しい駅だと思います。

  • S.nagata
  • 2015年09月15日 01:20

 駅にはそれぞれ思い入れの駅があるようで、S.nagataさんは尺別駅ですか。映画「ハナミズキ」は観たことがないので、ネットで粗筋を読みました。恋愛物語りの主人公の一方の漁師が、尺別駅の近くの漁村(多分)で生計を立てている、という物語構成で、尺別駅が映画の舞台になっていると初めて知りました。う~む、それを知っていれば駅の説明に「ハナミズキ」のロケ駅だったと書いておくべきでした。
 ブログの記事と写真をほぼそのまま原稿にして「爪句@北海道の駅-根室本線・釧網本線」(共同文化社、2015年7月)を出版しているので、本ではブログ記事のように簡単に記事の差し替えが出来ず、尺別駅と「ハナミズキ」の一件を書き漏らしたのが少々残念でした。
 尺別駅舎内に貼ってあった尺別炭礦の歴史のコピーはS.nagataさんによるものでしたか。訪問の時走り読みでしたが参考になりました。駅ノートは気が向けば開いたページに目を通す程度ですが、今度尺別駅を再訪問する機会があれば(ほとんどないとは思いますが)駅ノートを見てみます。
 北海道の駅(路線と駅舎)はどんどん無くなっています。無くなって行く駅舎や列車の2016年カレンダー「パノラマ写真で記憶する北海道の鉄道」も来月には刷り上がる予定です。高倉健主演の映画「駅」のロケ駅の増毛駅も来年には無くなる予定で、カレンダーの写真に採用しています。尺別駅は幸い廃駅の予定には入っていません。
 コメントで教えられることがあり、有り難うございました。

  • ブログ子
  • 2015年09月15日 05:48
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