2015年05月27日
道新文化センター講座第6回目
JR千歳線平和駅に集合し、約300mある柏山跨線人道橋を通って、広島ー長崎原爆資料展示館のある平和地区に出る。ここから歩いて白石本通墓地に向かう。この墓地には鳥居のある墓などがあり、変わっている。
(鳥居付きの墓:パノラマ写真)
墓地の敷地内に円形に植えられた並木がある。並木は同心円で二重になっていてとりあえずウッドサークルと呼んでいる。講座参加者とこのウッドサークルの中や周囲を確認するけれど、特に変わったものがある訳でもない。
(ウッドサークル)
この墓地には陶管の墓が残されている。墓地の入口に「白石歴しるべ」の説明看板があり、この陶管の墓の説明がある。
(陶管の墓を見学する参加者)
この墓地から次の訪問先に行く道すがら、電柱を鳥居の絵で囲んだものがある。ちょっと奇妙なものであるけれど、電柱に一緒に取り付けられている看板をみるとその訳がわかる。
(電柱を囲んだ鳥居の絵看板)
鳥居の絵看板の上には犬の糞の始末を促す看板が見える。これ犬を散歩させている飼い主に、鳥居に向けて飼い犬が尿をしたり糞を残したりしないようにさせるためのものである。
次の訪問先は北電と縁(電線)を切り、ソーラーパネルから得られる電気のみで生活する実験中の福本邸である。家の主の福本義隆氏がこれまでの経緯も含めて説明を行ってくれる。カメラマンの川久保氏も小樽から駆け付けて写真撮影をしてくれる。
北電と縁を切ったため、天気が良くて電気が余っても売電することはできない。逆に日照が少ないと不足分を北電から買うこともできない。こうなると電気を貯める電池だけが頼りである。福本邸は電池が所狭しとならんでいる。壁にも充電可能なニッケル水素電池が並んでいる。見学者はこの電池の山を見て驚いたことだろう。室内で記念撮影となり、川久保氏の出番である。
ブログ「『ワンワンの会社勤務』のようなもの」の執筆者のチョコ嬢を見学者に持ってもらい記念撮影である。
福本邸から歩いて国際協力機構(JICA)の北海道センターに行く。担当者からJICAの事業目的や遂行している事業などの説明を受ける。見学者からJICAに関する質問が出る。
説明後はセンターの館内を見学。
JICAの訪問が終わって、参加者の一部は同館内のレストランで昼食を摂る。他の参加者は地下鉄東西線の南郷18丁目駅まで歩いてここで散会となる。
- by 秘境探検隊長
- at 18:29
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