2015年08月08日
黒岳石室への道の花々2
ツガザクラは色々な種類がある。大雪山で見られるものにエゾノツガザクラがある。壺状の花冠を持つ花で、紅紫色をしている。しかし、花冠が白いものもあり、これは色の抜けたアルビノあるいはアオノツガザクラとの雑種の場合もある。シロバナエゾノツガザクラとも呼ばれている種類がこれに相当するようである。
ハイマツの 飾りとなりて ツガザクラ
白花に 紅花混ざり ツガザクラ
青紫色の色鮮やかな花が目に飛び込んでくる。ミヤマリンドウである。群れて咲いているのでは無く、所々に株があり4個の花を咲かせている。青紫色が天空に近いところに咲く花の感じにつながっている。
青紫色 ミヤマリンドウ 天空花(てんくうか)
ゴゼンタチバナはその場で名前が出てくる花である。大雪縦走の訓練も兼ねて、7月に登った札幌岳にも咲いていた。札幌岳から一緒に連れて来た訳でもないのに、名前がすぐ出る花は登山パーティの一員のような感じがする。
他山から ゴゼンタチバナ 名で同道
岩が重なった登山道に花が咲いている。足場が悪く花を撮っているつもりが通り過ぎる登山者に焦点が合ってしまう。花の方は写真からこれはと確信を持って同定できない。エゾコザクラ、クリンソウ、ツツジとネットで見てもはっきりせず、花の写真よりは登山風景の写真に仕分けする。
花を撮り 登山風景 仕分けなり
- by 秘境探検隊長
- at 07:34
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