2015年11月02日
S28外壁の塗装の傷みが激しい紋穂内駅待合所
紋穂内とは変わった地名である。アイヌ語の「モム ポ ナイ(川尻に原野のある川)」が転訛したと言われている。林業が盛んだった時代には、周辺で産出した木材の出荷駅として規模が大きく、木造駅舎もあった。現在は車掌車改造の待合所がかつての駅舎跡に置かれている。ホームは1面の1線のみである。待合所の外壁は塗装がひび割れていて保守の手抜きが伺える。それでも待合所内は整理整頓が見て取れる。木製ベンチがあっても、駅ノートは置かれていなかった。ここから稚内駅まで似た車掌車改造待合所が現れる。
- by 秘境探検隊長
- at 07:35
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