2016年05月26日
道新文化センター講座第6回目
道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座の6回目は札幌テクノパークである。通算で13回になるこの都市秘境巡りの講座で、これまで札幌テクノパークを訪れることがなかったのは、交通の便のハードルが高いせいである。訪問時の時間帯では、地下鉄新さっぽろ駅とテクノパーク間のバスは1時間に1本である。2時間のコースの時間範囲と組み合わせると、テクノパーク滞在時間は1時間となり、駆け足の見学にならざるを得ない。事実そのような見学となった。
テクノパーク内のバス停で降り、少し離れた「ビー・ユー・ジーDMG森精機(株)」が最初の訪問先となる。見学の手筈を整えてくれた総務・人事部の森仁奈子さんが出迎えてくれた。この企業はテクノパークの象徴的会社で、北大生によるITベンチャー企業(会社発足当時の社名は「(株)ビー・ユー・ジー」)としてテクノパークの企業の成功譚として語られている。その辺りの歴史も振り返り、加えて現在会社が行っている仕事の内容等を、執行役員の鈴木祐大氏が昼食前の社内食堂でスライドで説明してくれる。
鈴木氏の説明の最中にパノラマ写真を撮る。引率、撮影、訪問記のブログ作成と一人三役はなかなか大変である。
(説明中の鈴木氏と参加者:パノラマ写真)
時間が押しているので、説明後の社内の見学は残念ながらスキップして、次の札幌市エレクトロニクスセンターに向かう。
エレクトロニクスセンター(エレセン)ではまず会議室に通され、ここの施設の管理を行っている「さっぽろ産業振興財団」の竹越久展事業企画課長からエレセンの施設と財団の目的や事業について簡単な説明を受ける。
(説明中の竹越氏と参加者:パノラマ写真)
参加者が説明を受けている会議室の様子をパノラマ写真に収める。
(会議室で説明を受ける参加者:パノラマ写真)
説明後にセキュリティのかかっているドアを開けてもらいIT関連企業の入居している3階の廊下を見学。2階は近年食・バイオ関係企業向けにウェット仕様レンタルラボに改装しており、企業の入っていない空ラボを見学。現在のところ改装ラボ棟への入居は1社ということで、今後入居企業を増やしていくのが財団の大仕事のようである。
帰りのバスがエレセン前のバス停から11時43分発ということで、参加者は建物内のロビーでバスを待つ。その時間を利用してエレセンの外観のパノラマ写真を撮る。パノラマ写真撮影では撮影者の姿は写らないけれど、建物のガラス壁に撮影する自分が写っている。時刻通りに来たバスに乗り、地下鉄東西線新さっぽろ駅で解散となる。
(札幌市エレクトロニクスセンター外観:パノラマ写真)
- by 秘境探検隊長
- at 08:52
comments
BUGの社屋はとても懐かしいです。高校の生徒会長だった親友が勤務していて、友人の結婚披露宴のために学ランを着て応援団の練習場として使わせてもらったことを思い出しました。社長室だけでなく、食堂もテニスコートも社員の働く場所も素晴らしく、イサム・ノグチ氏を知ったのもここでした。20数年前が大昔に感じます。
イサム・ノグチのつくばい「オンファロス」はもうこの社屋にはありません。モエレ沼公園のガラスのピラミッド内に移されています。社屋内の中心にあった時にパノラマ写真に撮っておくべきでしたが、気がついた時は手遅れでした。社屋の横に同社の新しい建物が建って、社屋の周囲の雰囲気は昔とは変わっています。