2017年04月26日
都市秘境講座2回目-札幌大学
道新文化センターの都市秘境散策講座の2回目は札幌大学です。地下鉄南北線の澄川駅に集合で、ここから歩いて札幌大学まで行きました。10時半には札幌大学に到着したかったので、筆者の歩き方が少し速かったせいか、最後尾はかなり遅れていました。場所が西岡と呼ばれているように岡の上にある札幌大学への道は坂道だったせいもあります。
中央棟で案内役の辻みのりさんが待機して居られて、大学の簡単な説明後学内見学に移りました。
まず同大の特色ある施設である埋蔵文化財展示室を見学です。同大の研究者や学生が発掘した石器や土器が展示されていました。触れてみることのできる展示物もありました。
展示室の説明役は同大の学芸員の田辺奈々瀬さんでした。学芸員としての専門分野は考古学との事です。以前この講座で札幌大学を見学した事があり、田辺さんはその時も説明員の役であったとの事を話されていました。筆者はその事はすっかり忘れていました。ブログで見ると2009年11月4日に最初に札幌大学を講座参加者と一緒に訪問した記事がありました。
アイヌ文化や生活に関する展示もありました。同大副学長の本田優子教授のアイヌ文化に関するコレクションの特別展示が少し前まであったのですが、これは終了となっていました。アイヌ民族の生活用品でテンキ草で作られた小物入れが展示されており、これは貴重なものだそうです。
展示室のバックヤード(保管倉庫)を特別に見せていただきました。樺太の模型があったので写真に撮っておきました。
次に同大元学長の文化人類学者故山口昌男先生の蔵書を収蔵した山口文庫を見学しました。今回の同大見学では、これまで出版した筆者の爪句集全31巻を同大に寄贈しました。記念のため「山口文庫」の看板と爪句集を並べて写真にとりました。山口先生の書斎を復元した部屋も案内していただきました。
大学の周辺にはバス停が幾つかあり、それぞれ適当なバスを選んで帰路に着き散会となりました。
- by 秘境探検隊長
- at 18:00
comments
札幌大学は、学生時代にお世話になった先生に会いに行くのに何度か行きました。
でも、再雇用時の年収の裁判のあおりを受けている感じがします。
こちらの授業料は、そちらの1.5〜2.5倍ですから、年収もそのぐらい差があると誤解されているようです。文系と理系の大学では運営費が大幅に違うのですが>_<
今日の午前中は、広報課からの依頼で無線系の相談者である近所の本町の方の対応です。学内での最も無線に詳しい先生と誤解されています。
研究室に来たので、話をしてらゼミ生最高齢のF氏より年上の70歳で、松下塾で有名な会社で家電を開発していた方で、1アマを持っていました。僕は3アマです。
無線機は、なんと出力100wの真空管アマチュア無線機です。メーカーの技術者では対応できずに、社長にお願いして修理してもらったそうです。
なるほど、ドリフトが大きいわけです。立場の威信をかけて2時間ほどで対応完了です。常に最先端のものを対象としている身としては、古いものの扱いに苦労します。まあ、面白い人だったので良かっですが。
マイコン考古学学会でも立ち上げようかな(^-^)
札幌大学の再雇用の裁判沙汰は今年の3月頃に決着がついたと聞いていますが、詳しい事はわかりません。
学外からの難しそうな問い合わせに対応するとは、マリオ??さんは面倒見が良いですね。電波は専門にしていましたが、アマチュア無線は知識が皆無に近いです。S社長もそうですが、アマチュア無線をやる人は凝り性の人が多いですね。
マイコンをやっていた頃、コンピュータ考古学をちらっと考えていた事もあるのですが、力不足を悟って止めた事があります。