2017年05月10日
道新文化センター講座3回目
道新文化センターの講座「身近な都市秘境を歩いてみよう」の今年の3回目は「さっぽろ天神山アートスタジオ」がメインの訪問先です。地下鉄南北線の南平岸駅集合です。今回は20名全員が揃い、これはめったにない事です。
歩いて「平岸天満宮」に行きます。石段を登り社殿に着きます。この神社は「三吉神社」と同居していて、社殿は一つです。
(平岸天満宮と三吉神社)
神社の裏手に平岸リンゴ園の石碑と啄木の歌碑があります。歌碑には「石狩の都の外の 君が家 林檎の花の散りてやあらむ」と彫られてあります。
(啄木歌碑)
アートスタジオの前身の外国人研究者の宿泊施設であった時から、外国人に日本庭園を楽しんでもらおうと造られた庭があり、滝も流れています。ここで撮った全球パノラマ写真に日暈が写っています。天気が崩れる兆候です。
(アートスタジオ日本庭園:パノラマ写真)
アートスタジオでは施設運営責任者の小林亮太郎氏から施設の設置目的や施設を取り巻く状況等について説明していただきました。滞在者が泊まっていない部屋等も案内してもらい、普通には見学できないところを見て回ることができました。
(参加者に説明中の小林氏)
アートスタジオの近くに住む山口忠先生のブログ「街並み水彩スケッチ」(http://machiinokeshiki.blog13.fc2.com/)を日頃見ていて、この際山口先生にアートスタジオまでご足労願って水彩スケッチの面白さを語ってもらう考えを実現させました。先生は10枚ほどのスケッチをボードに貼って参加者に説明です。その様子を後ろでパノラマ写真に撮りました。
(山口先生のスケッチ披露:パノラマ写真)
天神山緑地の桜が未だ咲いていない時のスケッチに早々と桜を咲かせた1枚もありました。
先生は筆者の20年も昔に出版したスケッチ集「旅のスケッチ―「きぼうの虹」原画集」を持って来られて参加者に見せられたのには驚きました。
(旅のスケッチの画文集)
ボランティア活動で製作されたパッチワークの作品が展示されていました。
(パッチワークの作品)
アートスタジオを辞してから、天神山緑地にある相馬神社に寄り道です。神社の境内にある樹齢300年以上のシバグリと一緒に参加者の記念撮影です。ここで散会で参加者は地下鉄の南平岸駅か澄川駅のどちらかを選んで帰路につきました。
(シバグリと記念撮影:パノラマ写真)
- by 秘境探検隊長
- at 20:10
comments
本棚を探したら、ブログ子さまから発行日にいただいた「旅のスケッチ―「きぼうの虹」原画集」がありました。「光陰矢のごとし」という言葉が頭に浮かび上がります。
「私のカード画画廊」も仲良くならんでありました♪ こうしてみるとスケッチというのは、その時の思い出が鮮明に甦って良いみたいですね。でも、絵・写真・執筆などから文系の先生であると誤解されそうです(^.^)
ブログ子さまは一体何ヵ国に行っているのでしょうか? 学会に出席するよりも観光がメインの国際学会出張に見えます(^-^;
国際学会に行っても観光をしてはいけない雰囲気になっているので、行く先生も極端に少なくなったようです。僕も大学院生を3回ほど海外で開催された国際学会で発表させましたが、一緒に行く時間的余裕もありませんでした。規定上、休講というものがなくなったので、基本的に長期休暇中でないとダメですが、国際学会は日本の春休みや夏休みなどのことを考慮してくれませんから.....
マリオ??さんのところに拙著スケッチ集がありましたか。1997年出版ですので20年も昔の事になります。「私のカード画画廊」の方は1989年(平成1年)出版で、裏表紙に印刷した切手の消印は(1.2.3)(平成1年2月3日)の順番になっています。こんな事に一生懸命になっていた昔が懐かしいです。
スケッチは素人ですので下手です。それをスケッチ集として出版する臆面の無いところがブログ子にはあります。
スケッチ集を見た方は、著者が国際学会の合間に描いたスケッチだと言っても本当にしてくれないかもしれません。スケッチ旅行の合間に国際学会に出席していた、という方が未だ信じてもらえそうです。
それにしても現在の大学の先生は制約が多そうで、ブログ子が現在現役ならスケッチ集の出版といった事にはならないのでは、と思っています。