2017年06月12日
寄贈の謂れが風化した振子時計
7号館の2階の廊下に少しスペースがあり、そのほぼ中央に振子時計が置かれている。立派なもので寄贈のプレートに「新井進 平成8.10」とだけ記されている。初めは気に留めていなかったけれど、本爪句集の原稿を書く段になってこの時計の謂れを聞いてみる。応用電子工学に在籍中の学生が不慮の事故で亡くなり、父親の新井氏が授業料を寄付され、これで設置されたと聞く。時計にまつわる話は既に風化していて、それを知る教職員はほとんどいない。時計は今でも時を刻んでいる。
時計盤 背後にからくり 月暦(つきこよみ)
- by 秘境探検隊長
- at 16:58
comments
ブログ子さま
からくりはムーンフェイズ機能です。つまり、月齢を直感的に表しています。時計の管理者が、その機能を理解して時間の調整をしているかは不明ですが。
21年間以上にわたって、一度も停止することなく動いていれば狂わないはずです。ほとんど毎日その前を歩いて帰宅するので、柱時計の表示と本物の月を比べて確認してみます(^^♪
コメント有り難うございます。月齢でしたか。コメントを参考に爪句を直しておきました。今度この時計を見る時はからくり部分を良く見るようにします。
今朝確認したら、札幌の今日の月齢は18ですが、柱時計では16を示していました。
一応、管理者に連絡しておきます。
句をどう変更するのかと思っていましたが、さすがですね(^^♪
写真等は、メールで送付します。
振り子時計の月齢がずれているなんて、クレームがついたのは初めてではないかと思います。もし21年間調整しないで2日の狂いなら、月齢なのでまあ良しとするか、です。