2018年06月12日
2015年10月 幌舞駅(幾寅駅)
幾寅駅でロケが行われた映画は「鉄道員(ほっぽや)」で、改装した駅舎が「幌舞駅」として映し出される。駅舎の入口正面には「幌舞駅」の大きな看板が掲げられている。本来の駅名は駅舎の建物の壁の端のところに小さく取り付けられている。
幌舞駅を舞台にした浅田次郎原作の映画では、高倉健演じる駅長が、末広涼子演じる、幼くして病死し年頃の娘に成長した霊と再会後、ホームで殉職する。駅舎内には高倉健の大きなポスターが貼られている。その「健さん」は2014年に亡くなった。
ロケ駅「幌舞駅」の一部が、映画のスチール写真とスタッフの自筆サインの展示コーナーになっている。高倉健と末広涼子が演じるシーンの写真もある。高倉健のサインは読める字で、伸ばす画の部分は伸ばし、サインに性格が出ているのかと思う。
幾寅駅とは変わった駅名である。アイヌ語の「ユク・トラシ・ベツ」(鹿の上る川)に漢字を当てはめたといわれている。駅のホームに立つと駅舎が低い所にあり、駅舎正面には「ようこそ幌舞駅へ」の看板が見える。名所案内にかなやま湖とある。
- by 秘境探検隊長
- at 02:50
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