2018年06月13日
2015年11月 稚内駅
稚内駅は日本最北端の駅ということで、駅に降りるだけの目的で鉄道ファンが訪れる。ホームから改札口の通路入口に看板があり、北緯45度25分03秒の数字が見える。ホームは1面1線でこの先に線路は無く、ホームから線路の終端が見える。
現稚内駅舎「キタカラ」は4代目駅舎で2012年に全面開業した。ガラス張りのホールで旅行客が列車を待っている。ホールには流政之の彫刻「KANE POPPO」が新しく設置された。彫刻の人物がロシアから寄贈された「サハリンの鐘」を持っている。
新駅舎 鐘持つ人や カネポッポ
(パノラマ写真 2012.9.17)
線路の列車止めを目にすると、終着駅であることを実感する。稚内駅の列車止めはホームの線路の終端と、さらに線路が駅舎を貫いて、駅前広場にある。日本最北端の駅に降りた客は、列車止めのある広場から稚内港北防波堤ドームに歩いて行く。(2012・9)
稚内駅近くの道路にマンホールがあり、蓋絵に南極犬タロとジロが描かれている。この二匹の樺太犬は1年間南極で生き延び奇跡の生還を果たした。蓋絵には他に利尻富士と夕日、北防波堤のドームが描かれている。ドームは駅から歩いて行ける。
- by 秘境探検隊長
- at 04:06
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