2020年10月06日
カレンダーの写真
来年(2021年)用のカレンダーの制作に入っている。空撮パノラマ写真を採用したカレンダーである。いつも気になり未だ解決していない問題がある。空撮写真をPC、タブレット、スマホでパノラマ写真表示で見ると下のような写真(写真1)になる(表示の1部を切り出している)。この写真表示で視点を変えて全球パノラマ写真を見ると上空からみた景観がそのまま再現されて見える。
(写真1)
しかし印刷されるパノラマ写真(の1部)は次のような湾曲歪みを持ったものとなる(写真2)。これは全球パノラマ写真を2次元平面に展開した写真の1部を切り取っているためである。どうしてこの写真を印刷するかといえば解像度の問題である。写真1はPCで表示した画面をキャプチャーして写真データを得ているため解像度が低く、印刷に耐えられない。
(写真2)
実際にそれぞれの写真を拡大して比較してみる。写真1の拡大写真は写真3となる。かなり粗い写真であるのがわかり、カレンダーの写真のサイズB4判の印刷には耐えられない。
(写真3)
写真2の拡大写真は写真4となり、この場合はB4判程度に拡大しても解像度の上では問題がない。ただし写真は歪んでいる。
(写真4)
毎年カレンダーの制作時期になると上記の問題が出て来て一向に問題解決の方法が見つからない。この問題に目をつむって来年用のカレンダーを制作中である。近々クラウドファンディング(ACTNOW社)でカレンダー出版の支援の公開を予定している。
- by 秘境探検隊長
- at 05:00
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