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2009年01月25日

進化するノート2

 少し以前に「進化するノート」について書いた。そのノートが現在どうなっているかというと、写真のように変化している。鉛筆では薄くて見難いので、鉛筆で書いたところを、消せるボールペンで書き込んでいる。最近の文房具の進化はたいしたものである。

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 このノートは「爪句@北海道の駅」の取材用のものである。北海道の駅を全部取材して周るのは大変そうで、その実気楽な作業である。何せ駅がそこにあるのがあらかじめわかっているのだから。あとは根気(とこんな事をしていて馬鹿馬鹿しと思う気持ちを押し込める)の問題である。これに対して、秘境の取材などは、どこに何があるのか見つけ出さねばならないところに難しさがある。

2009年01月20日

進化するノート

 進化するノートという考え方を発展させたいと思っています。言葉の割りには単純な考え方で、ノートの記録が、仕事の進行に従って変化して行くものです。

 例えば、駅を取材して爪句の本でも作ろうとします。普通の考え方で、駅名をノートに書き込んで、取材した駅をチェックしていきます。ここに表示したノートの例では、まず鉄道に沿っての駅名を白丸で描いておいて、取材後は駅名のついた白丸を塗りつぶします。

 駅は写真を撮って、爪句をつけてで黒丸に変化させると、ノートのページの白丸がプロジェクトの進行に従って、黒丸に変わっていくことになります。これをノートの進化と捕らえます。

 プロジェクトの途中で、取材項目が新たに設定されて、これまでの取材が不十分であれば、黒丸を消して、半円だけ塗りつぶした丸にします。これで、最初の計画の変更に対応した記録ができます。

 この方法では、ノートに書き込んだものを消す必要もあるため、記入は鉛筆ということになります。ここで、最近の筆記用具には、多色のボールペンで、書いた後にも消せるものがあり、彩色で見やすくすることもできます。ただし、この種のボールペンでの記入は、こすれたり、経年変化(未だ経験してはいませんが)で消えてしまう危険性もあります。消えない前にスキャナーで画像として保存しておくことも考えられます。

 まあ、単純な話ですが、やってみる価値ありと考えています。

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