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2009年01月30日
スタンプにあるのは、国指定の史跡である屯田兵村兵屋であろう。地下鉄琴似駅から琴似栄町通に出て、北西側の一本裏道のところにこの兵屋がある。兵屋と兵屋に隣接した土地は、屯田兵第一大隊第一中隊の二百八戸のうちの百三十三号のものである。小屋然とした兵屋内には、当時農作業や生活に使われた用具が展示されている。大都会の片隅にひっそりとあるこの空間に足を踏み入れると、想像は開拓史の昔に飛ぶ。別に、道指定の重要文化財の兵屋は、琴似神社の境内に保存されている。
繁華街 時代は飛んで 屯田史
2009年01月29日
スタンプの標題とでもいうべき文言に、「母なる大地石狩川と文学碑のある駅」とあり、母なる川なら違和感がないところ、大地=石狩川となっているところが気になる。文学碑の方は小説「石狩川」を書いた本庄睦男のものである。図柄にある橋は石狩川に架かる札幌大橋であろう。文学碑はこの札幌大橋の近くの当別町の石狩川の堤防にある。小説は当別開拓に当たった伊達直邦と家臣団の物語である。開拓者の子孫の睦男はこの小説を出版して2ヶ月後に34歳で亡くなっている。
訪れる 人影も無く 文学碑