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2008年03月15日
質草が焼失しないように質屋は石造りやレンガ造りの倉庫を持っていた。1924年(大正13年)に質屋として建てられた鎌田志ちやの建物もそのようなものの一つで、国道230号線(石山通)の南十条で少し東側に入り込んだところにある。母屋は平屋の古い木造で、ここがレンガギャラリーであるとは、玄関先に置かれた看板がなければ見つけるに手間取る。玄関に続く部屋は喫茶店に改造されていて、さらに奥まったところにある倉庫はレンガ壁のギャラリーで作品が展示されていた。
質草を 保管し倉庫 今画廊
2008年03月01日
JR野幌駅近くに旧肥田陶管工場の工場跡がある。レンガ造りの工場は1951年から1953年に建てられ、主に陶管を製造していた。1998年には自主廃業している。江別の窯業を代表する歴史的産業遺跡であることから江別市が土地・建物を買い取り、建物の一部は姉妹都市の米国オレゴン州グレシャム市のアンテナショップに衣替えしている。高知県の土佐市は友好都市で、果物の土佐文旦も販売されていた。工場のレンガの煙突は雪が柵のようになっていて近寄って見ることはできなかった。
陶管を 焼いた煙突 雪の柵(さく)