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2008年03月24日

福寿草 春告げ花の 一番手

 福寿草が咲くにはまだ1カ月ほど早いのですが、今週出版予定の「爪句@札幌の花と木と家」から
の福寿草の部分を掲載します。「春の花」の章に組み入れています。春になり身近で見る花が色々あるものだ、とこの爪句集の編集で感じています。

 キンポウゲ科の多年草でガンジツソウ(元日草)とも呼ばれている。北海道では四月の半ば頃から雪が解け、雪の下にあった落ち葉の布団を持ち上げるようにして咲き出す。黄色い花びらはコーティングした紙を切り抜いて作ったようにピカピカに輝いて見えることがある。それは金属に近い感じがして、花びらで日光を受けている様子はソーラーパネルを開いて太陽エネルギーを受けているのを連想する。福寿草の名前に反して、毒を含む花なのは意外である。

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福寿草 日光受け取る ソーラーパネル

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