2008年07月10日

北広島市観光農園-イチゴ摘み

 農産物に付加価値をつけて売る方法として、生産者と消費者が直接結びつくやり方がある。契約方式で、生産者が、契約した特定の消費者の注文に応じて農産物を売る方式などがある。不特定の消費者に対しても、農家の直売店の店先まで買いに来た客に売る方式もある。最近言葉が目立つ観光農園といわれているのがこれである。

 北広島市は大消費都市札幌に隣接して、平地が多く農地が広がり、道路も整備されていることなどから、自家用車や大型バスでやってくる客を相手の観光農園が多くある。特に、夏のイチゴ摘みの観光農園は北広島市の農業の特色になっている。

 それらの観光農園を二、三訪れてみた。道道江別恵庭線沿いに広いイチゴ摘み畑が点在している。幹線道路からすぐにイチゴ畑に入れるところもあり、また脇道に入ったところにある農園もある。インターネットでおおよその場所を頭にいれて道路を走っていると、6月中旬から7月中旬のシーズンではイチゴ摘みの旗が並んでいる。周囲には高い建物もないのでイチゴ畑はドライブしていても目に入ってくる。

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 週末が稼ぎ時のようで、家族連れが多く、イチゴ畑でイチゴ摘みに余念がない。広い畑にはイチゴが栽培されている畝が幾筋も真っ直ぐに伸びていて、客がカゴをもって畝に沿って歩きながらイチゴ摘みをしている。この広がりのある農園風景は北海道を代表するものである。大都会から車で30分も走れば、この景観に出会い、イチゴ摘みが楽しめ、大都会と田園がこれほど接近している点を再認識させられる。

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 イチゴは緑の葉に覆われていて、赤い実は葉の影に隠れている。イチゴ畑は緑一色といったところで、遠目には色の変化に乏しい。観光農園と銘打つからには、景観に彩りを加える工夫も必要だろう。イチゴ畑の周囲に花の鉢を置いているところもあり、イチゴ摘みと二重に楽しめる工夫の走りだろう。

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 しかし、この取材をしている時、ガソリンのがまた大幅に値上げで、その他の生活必需品の値上げもあって、車を使って毎日の食卓に必ずしも必要という訳でもないイチゴを摘みにゆくことにはブレーキがかかりそうで、観光農園には逆風が吹き始めているのかもしれない。

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