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2009年12月28日

冬芽とブログ

 マクロレンズを購入したので、花の写真を、と思っても、この時期戸外に花が咲いている訳もなく、代わりに冬芽を撮りに行く。

 標石にも雪が積もっていて、雪を靴で払いのけると、雪文字となって、春の植物観察デッキと読める。この遊歩道にスプリングエフェメラルが現れる頃を目途に、花の本を出そうと準備している。原稿は冬芽の状態で、やってくる春の準備を今のうちから行っている、といったところである。

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 このブログにも、件の本の原稿の一部はアップしている。しかし、ブログの原稿は冬芽の状態であり、花が満開になったのに対応するものでない。他のブログでは、ブログの画面に満開の花を咲かせているものもある。ブログで満開の状態にしてしまうと、それ以上のものを見せることができない。ここは冬芽で通し、それが咲いた時にはどんなものとなるか、に期待を持ってもらうことにしよう(というよりは自分で期待しよう)。

 バニーガールとでも表現したくなる冬芽がある。これが花になると、どんなに見えるかも写真に摂ってある。しかし、面白い形の冬芽である。

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 この棘のある冬芽は、セイウチとかトドとかの海獣の頭に見えてくる。想像をたくましくすれば、坊主が袈裟を着ているのを、上から撮ってようにも見えてくる。

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 枯れ草は、空中に巣を張って、そこに身構えている蜘蛛にも見える。

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 誰も居ない冬の林の中で、こんな冬芽を撮っていると時間の経つのを忘れる。冬には冬の見所がある。

comments

こんにちは。
先日は勝手な書き込みをし、失礼しました。

そして、ありがとうございます。

私自身はペーパードライバーで、外出が少ないこともあり、ブログ内容は生活に関したことなどが柱になっていまして・・風景印記事は時々なんです(^^ゞ

青木先生のお言葉に甘えさせて戴き、今後、風景印の日記の時に使わせて戴きます。

本当に助かります。。

追伸・病気に関しては、こっちに来て今年判ったものです。札幌の病院の医学の水準の高さを感じています。お心遣い感謝いたします。

  • ももそよ20030808
  • 2009年12月30日 02:49

ももそよ20030808さん ブログは病気と共生(こんな言葉使いはないとは思いますが)する生活では有効な手段かも知れません。病気によっては、「現時点では、cureよりcareを」という状況にある場合もあり、「u」と「a」の一文字の越えがたい落差に言葉を失うことがあります。

  • 都市秘境作家
  • 2009年12月30日 04:06
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