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2010年09月01日

鬼がイメージできないオニルリソウ(鬼瑠璃草)

 花の名前にある瑠璃草は、花の色が瑠璃色であるためだろう。鬼の修飾語がどこから来ているのかはわからない。実が引っ付くようになっていて、動物などにより、遠くまで運ばれる戦略を採用している植物である。この実のからみつく構造を、鬼に関連付けたのかもしれない。鬼のイメージとは正反対の可憐な花が、蔓の先端で咲いている。花が小さなのに加えて、微風でも揺れる蔓の先にあれば、花のマクロ撮影が難しい。加えて撮影時に蚊が寄ってきて、鬼の手先にさえ思えてくる。

瑠璃色に 鬼が潜むか オニルリソウ

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可憐花 微風に揺れて 蔓の先

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考えてみると、身の回りには鬼と名の付く言葉が実に多いのに気が付き、私にも瑠璃色と鬼とのイメージに共通点は見当たらないので、広辞苑と百科事典を牽いて見たが、ますますわからなくなり、蚊を「鬼の手先」と見立てた表現にやっと納得。
さすがは探検隊長。

  • 伊東 裕
  • 2010年09月01日 11:36

 花の名前に鬼がつくと、大抵の花はイメージが合いません。オニゲシぐらいになると、鬼の感じはしないでもないのですが、やはり花ですから、鬼とは遠い感じです。でも、鬼も色々でしょうから、花に鬼というのも有りですか。

  • 探検隊長
  • 2010年09月01日 15:33
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