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2010年09月12日

銭函天狗山登山

 メールを見た日の翌日の土曜日に、定山渓天狗山に登山しませんか、のお誘いである。標高586.7mの山なので、まあ日ごろの運動不足の解消も兼ねて、この時期の山の花の写真でも撮ろうかと出かけることにする。
 今回の登山企画者のF氏に、登山の大ベテランのS氏と三人の山行きである。銭函で札樽自動車の下をくぐったところに登山口があり、ここから登り始める。少し登ったところに、銭天山荘の山小屋がある。

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 山小屋の横を通り先に進むと、急坂が現れてくる。最初は花の写真を撮ったりで余裕の登山であったけれど、途中からバテ始めた。先頭のS氏はかなりスローペースで歩いているはずなのに、ついて行けない。山頂に近づく頃にはF氏にリュックを持ってもらい、休み休みの登山となる。

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 やっとの思いで山頂に着く。時間帯が早かったせいか、山頂には他の登山者は居らず、貸切状態である。ここでビールで水分補給である。このビールは美味かった。登山道でも頂上でも蚊が多く、S氏の登山の知恵で、ヨモギをいぶして蚊を追い払ったりする。

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 頂上でF氏は不審な行動をとっている。さらに、理解者が現れたことで自信をつけた、高圧高温殺菌真空ビン詰製法で、ビンに閉じ込めた手製料理の試食の被験者にさせられた。ここら辺に事情はF氏の「「ワンワンの会社勤務」のようなもの」のブログで説明が加えられるとのことである。 

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 山頂ではススキの穂が目に付き、秋の始まりである。見下ろすと銭函の町と海岸が曇り空の下にある。山を下る時、上りの登山者と会っていて、我々がかなり早い時間に登山を開始し、終えたことにを確認することになる。西野の自宅に戻ったのは正午を少し回った時間であった。

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comments

何時もとは一味も二味も違った秘境探検記でした。
55年前、旧国鉄職員の皆さん3人に誘われて雨龍沼湿原へ行きました。
そのころ滝川から自転車で途中国領小学校の屋内運動場で一泊し尾白利加川沿いの山歩きでしたが体力もあり、登山らしき胸突き八丁を感じたのはほんの少しで、素晴らしい湿原に圧倒されました。
数年前知人S氏に誘われて再度訪れた時は直ぐ近くまで自動車道が整備されており、登山らしき区間は僅かなものでしたが、やっとやっとで、下りではとうとう膝の痛みで暫らくは多くの下山者を見送る羽目に陥りました。
イメージに残っていた秘境としての湿原は全く変貌し乾燥化が進んでおり、今では当時の手付かずの秘境をリアルに伝える秘境探検記は見当たらず、残念なことです。

  • 伊東 裕
  • 2010年09月12日 10:14

 雨龍湿原には未だ行ったことがありません。一度は行って見る価値あり、と聞いているので、今年は無理としても、来年は行ってみたいと思っています。湿原の花撮影というのも魅力を感じるので。しかし、湿原の乾燥化が進行しているのは問題ですね。

  • 探検隊長
  • 2010年09月12日 12:29
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