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2010年11月20日

石工名が刻まれた発寒神社の狛犬

 幕命で北海道開拓を命じられた移住者が、1856(安政3)年稲荷社を建立したのがこの神社の始まりで、祭神は豊受大神である。境内は函館本線の発寒中央駅の北側にある。社殿の正面は南向きで、函館本線に向いていて鳥居がある。この参道を挟んで、大耳を伸ばした特徴的な狛犬が鎮座している。狛犬の制作者の名前も刻印され、「札幌豊平町石工山崎岩吉」と読める。制作年は昭和3(1928)年である。狛犬の肌の線画の風車模様が印象的である。

正面が 裏参道の 気配なり

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風車(かざぐるま) 体に躍り 巻き毛なり

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