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2010年12月29日

古い狛犬を見落としそうな豊平神社

 国道36号が米里行啓通と交差する近くで、国道に面して鳥居が建っていて、豊平神社の境内がある。創祀は、1871(明治4)年にこの地へ入植した開拓者の郷里が青森で、青森の猿賀神社の祭神を祀った祠を建てたことにある。社殿は1884(明治17)年に建立されている。祭神は、上毛野田道命(かみつけのたみちのみこと)、大山祇神(おおやまつみのかみ)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)である。

豊平神社の鳥居と社名柱

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 鳥居から真っすぐ歩いて社殿に進むと、社殿の両脇に狛犬が置かれている。御影石による新しいタイプの狛犬の対である。基礎のところに昭和49(1974)年の奉納年が刻まれている。御影石が利用されるようになってから、狛犬はマッチョな筋肉質の身体と、美容院で手入れでもしたかのようなカールを誇示した巻き毛のモデルが一般的になってきたようである。豊平神社と三里塚神社の狛犬を見比べてみると、同じ一族であることが一目了然である。母親の狛犬の爪にも朱が入っていて、まるでマニキュアをしているようである。

豊平神社社殿と狛犬

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ボディビル 鍛えた身体 マッチョなり

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仔に乗せた 爪にマニキュア 母親犬

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