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2011年02月14日

雪まつりの宴の後の雪像取り壊し

 雪まつりが終わった日の翌日の朝から雪像壊しが始まる。造るは壊しの始めなり、である。サザエさんの雪像もショベルカーで解体されていく。造る時は、何百人が何十日もかけただろうに、壊す時はショベルカー1台で、半日もあればただの雪の山に変わってしまう。この雪像壊しも結構人気のイベントであるらしく、作業を見守ったり、写真を撮ったりする人が集まっている。テレビ局のカメラも回っている。人間、造るのと壊すのと、どちらが面白いと思うのだろうかと自問である。

造るのは 壊しの始め 宴後(うたげあと)

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壊すのも イベントメニュー 雪まつり

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雪像壊しにはまだ一度も行ったことが無いのは、あれだけの費用をかけた二度とはお目に掛かれない素晴らしい大小の雪像を一夜にして壊すのはテレビで見ていても到底面白いわけは無く危険防止とは言え勿体無さ過ぎます。
確かに交通機関や飲食関係などの観光関連収入は膨大でも、投入した多額の経費も大半が税金であり、内容的にも一つ一つが秘境的な遺産となり得る出来映えですから、折角の240万人もの来場客から最小限の入場料を戴いても良いのではないでしょうか。
東京都ならば兎も角、財政的に余裕のない北海道や札幌市として、これで良いのかとの思いはどうしても残ります。
兎も角、将来必ず秘境化する「さっぽろ雪まつり」は、秘境カメラマンの目で見て撮って、秘境作家として、電子化書籍とか英訳に仕上げた「爪句さっぽろ雪まつり」として、之までに無く大きな期待を担っているように思います。

  • 伊東 裕
  • 2011年02月14日 23:04

 造っては壊すのは子供の心理に通じるものがありますから、かけた費用と労力を考えると複雑な感情もありますが、子供のやんちゃと元気なことに重ねあわせて考えると、まあ壊すのもそれなりの元気の証拠で、良いのかも知れません。危険防止と景観を損なうことを防止するのが主目的である、大人の理由をさておいてもです。

  • 都市秘境作家
  • 2011年02月15日 01:23
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