2011年05月01日
パントマイム公演
以前パントマイム劇団SOUKIの20周年記念公演「The Gate」の舞台装置に使う写真の使用の依頼があった。5月1日に札幌の「Dance Labo.やちぼーず」の20周年記念公演があり、これにSOUKIの主宰者の江ノ上陽一氏がゲスト出演ということで、見に行くことにしてチケットを買った。
さて、会場に出向いてみると、開演時間になっても待つ人もまばらで、受付係りもいない。仕方ないので、会場のホールに入ってみる。舞台には出演者はいるのだが、観客が異様に少ない。まあ、こんなものかと思っていると、舞台の上でやっていることが練習みたいである。
やっとここで気がついた。日にちを間違えて前日に来て、リハーサルを関係者と一緒になって見ていたのである。舞台演劇などほとんど見たことがないので、雰囲気に慣れていないという言い訳をしても、ここまでくるとボケが始まったか、と言われそうである。
リハーサル中の江ノ上氏を遠くから撮ったののだが(右端)ボケた写真である。
翌日の公演当日に出向くと、北海道鍼灸専門学校かでるホールは満席の入りであった。この鍼灸専門学校かでるホールも、最初この学校がかでる2・7の建物の中にあって、その学校のこじんまりしたホールなのだろうか、とも思ってみた。いや、これは会場の名前を間違えて印刷したのではなかろうか、とさえ考えた。でも、これは間違いなくホールの正式名称である。かでるホールの命名権を売ったらしいと後で気づいた。
ブログで言葉の世界にどっぷり浸かっていると、動作と表情のみで表現しようとする無言劇の世界は、面白い一方で、理解するのが難しいと感じた。まあ、全部を理解する必要はなく、動作だけの表現や演技が面白いと思えば、それでよいのかもしれない。
ダンスの方は、小学生の女の子なんかも交じって、頑張っているな、という感じだった。
- by 秘境探検隊長
- at 17:58
comments
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毎日のプログで紹介されている花や樹や小鳥などが待ちに待った春を華麗に演じている様子は、言語を全く必要としない純粋な無言劇そのものと思います。
目下、都市秘境作家が演出し公演中の四季劇「春」は、出演している多くの花達が、順番待ちの名役者の如く、しかも出番を少しも違えず整然と登場している有様に似ておりまさに国際級の無言劇であり、爪句は初めて秘境プログを目にしたネット会員向けの完璧なまでの「字幕翻訳」のようです。
都合の良いことには、新年度のeSRU入会会員リストに翻訳専門家が載っておりました。
毎日の日替わりメニュープログを楽しみに堪能している秘境フアンは、多分、無言劇SOUKIの最大級のフアンかも知れません。
踊りなども一種の無言劇です。パントマイムと古典的な踊りをつなぐところにモダンバレエがあるのかもしれません。武術の形の演技も無言劇の一種といってもよいかもしれません。無言劇と台詞のある劇の中間に音楽演奏がある、と考えるのはどうかな、とも考えています。ミュージカルは台詞を歌いますが、台詞無しの、音声を発するだけの表現舞台芸もありか、と色々考えを巡らしています。
ご来場頂いていたのを知らず、ご挨拶が出来ず大変失礼致しました。。
お会いしたかったです。
私のパントマイムを楽しんで頂けたとしたら嬉しいのですが…
今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。
PS
作品に関して記したのですが削除いたしました。
作品解説など「野暮」のような気がしてしまったのです。。。
多謝
江ノ上陽一様 お仕事中(練習中?)でお声をかけずに失礼しました。公演日は2幕目の江ノ上様のパントマイムが終わったところで会場を出てしまいましたので、もし公演終了後のご挨拶などがあったのなら、これも失礼しました。パントマイムはある程度内容は理解したつもりですが、的外れの理解があったかもしれません。パントマイムの動きは面白いと思いました。今後のご活躍を期待しております。