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2011年05月10日

旧永山武四郎邸庭のツツジ

 屯田兵の父と呼ばれ、北海道長官も勤めた永山武四郎の旧邸とその庭が、永山公園となっている。木造平屋部分の旧邸の廊下に面して、二株のツツジの木が植えられている。株の大きさから明治からのものとは思われないけれど、手入れの行き届いた見事な株である。早咲きと遅咲きがあって、早咲きの方が満開で咲いているのに、一方は芽が膨らんでいる程度である。ツツジの背後にある旧邸の板壁も、花の色を盛り上げている。曇り空であったけれど、花の塊が辺りを明るくしていた。

旧邸の 板壁盛り上げ ツツジ花

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曇り空 花塊(はなかたまり)が 明かりなり

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このように年季の入ったつつじは見事としか言い様が有りませんが、有名な旧永山亭が当時のまま保存されているとは、確かに都市秘境と思います。
つつじの背景の羽目板は、外壁材として風雨に耐え風雪に強いとど松材と思いますが、最近見る機会がなく、その板壁がつつじの色を盛り上げている、とのご説明に遠い追憶と実感を覚えます。

  • 伊東 裕
  • 2011年05月12日 11:51

 北大総合博物館前にも見事なクロフネツツジの対があります。昨日同博物館を訪れたときには未だ花をつけていませんでした。桜が終わればツツジ、フジ、ライラックと花の最盛期が続き、天気が良くなれば写真を撮りに行かねば、と落ち着きません。

  • 探検隊長
  • 2011年05月12日 18:01
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