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2011年07月27日

大通公園の噴水を見る人たち

 公園に噴水は付き物である。噴水の傍には休む人がいる。自分たちが休んでいるので、眺める対象には動いていてほしいのかもしれない。その願望に対応する仕掛けのように、噴水の跳ね上がる水は常に変化している。カップルが居て、何を語っているのだろうか。噴水を見ている状況なら、他愛の無い話だろう。噴水を見ながら深刻な話なんて考えられない。飛び散る水の飛まつを透かして、親子連れが見える。子供たちは冷たい物を口にしていて、楽しい記憶を口で固定している。

カップルは 水飛まつ見て 静座なり

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親子居て 思い出飛まつ 脳に飛び

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「親子居て思い出飛まつ脳に飛び」
朝に見たこの感銘の5・7・5が一日中頭から離れなかったので、先ほど読んだ新聞のスクラップに載っていた「脳のど忘れのメカニズム」に「覚える時のプロセス」と「思い出すときのプロセスについて」が目に入りました。
日頃「思い出す」のに意外と手間がかかる現実について「ごろ合わせや関連するイメージや類似の名称など色々な手掛かりを作っておく訓練が必要」とのことです。
それで思ったのですが、日本人学生の語学学習に費やす辛酸を救うのに、豆本の爪句シリーズのプロセス応用は、救世主的な効果が期待出来ると思うのですが。

  • 伊東 裕
  • 2011年07月28日 22:06

 記憶力減退で、連想による物覚えに頼っています。爪句の説明文を書くため、色々調べて書いているのですが、短時間で調べて書いた事実は、短時間で忘れています。昔記憶してことはしっかり頭に残っていて、これが頭の中では不動産のような財産になっています。

  • ブログ子
  • 2011年07月29日 03:22
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