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2011年12月15日

尾羽に白黒の縞模様のあるシマエナガ

 野鳥図鑑によれば、シマエナガはエナガの亜種とある。エナガを漢字表記にすると柄長である。長い尾を柄に見立てたものだろう。尾が長いのであればオナガ(尾長)の方が合っていると思われるけれど、この名前には先客の鳥がいる。ただし、オナガは本州の一部では見られても、北海道では見ることはない。長い尾を見上げるようにして撮ると、黒と白の縞のように見え、これがシマエナガの名前の基になっているようである。この尾が無ければ、枝に残された雪塊のようでもある。

尾の縞が 名前の由来か シマエナガ

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雪塊(せっかい)が 枝に残りて シマエナガ

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大通り公園で朝方の寒さに耐えているハトやスズメでさえも、これほどに首を縮めているのは見たことが無く、まるで首から上がすっぽり埋まったようです。
さらに長い尾が、黒くて細い冬枝の如く横に伸びているため、どう見ても後ろの雪塊や左上隅の雪塊と見まがう姿です。
この小鳥、もともと首が短いのかも知れませんが、若しかして、わざわざこんなポーズをとってくれたのでは?とさえ思える一枚ですね。

  • 伊東裕
  • 2011年12月15日 22:23

 シマエナガは札幌ではよく見られる野鳥のようですが、今まで野鳥に注意を払っていなかったので、見かけていたのでしょうが、気がつきませんでした。確かにこの鳥、首を縮めて丸い雪の塊のようになっていて、面白い姿です。

  • ブログ子
  • 2011年12月16日 02:41
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