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2011年12月26日

メキシコ原産のキツネノマゴ科の花

 植物園の温室にコエビソウと名札の出ている花がある。原産地のメキシコの地名と並んでキツネノマゴ科と書かれている。後で調べると漢字名では「狐ノ孫」で、変った科名である。コエビソウの方は花の色形が小海老に似ているためである。赤い花のように見えるのは苞で、苞が重なった先端に白い花が顔を覗かせている。この花からメキシコを連想するものは何もないけれど、暑かった思い出のある高原の大地に、雑草然としてこの花が咲いているのかな、と思いを巡らしてみる。

色形 小海老に似てか コエビソウ

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温室で 暑き思い出 原産地

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この花を見た瞬間、確かにエビを連想しますが、私の場合は、ビールの苦味の原料である白いホップをピンクに色づけして更に引き伸ばしたような遠い昔の想い出が蘇りました。
小学生の頃、秋には近くを流れる石狩川の孤島のような中州は鬱蒼とした森林を形成しており、ヤマブドウとかキノコが採り放題で、野生のホップも自生しておりましたが、ビールの苦味の原料であるホップが野生で生育しているのは極めて稀で、貴重な事例であることを知ったのはずっと後々のことでした。
どんなに貴重な秘境でも、何らかの記録とか語り部が居なければ闇から闇ですね。

  • 伊東裕
  • 2011年12月26日 21:30

 野生のホップはカラハナソウ(唐花草)かもしれません。ブログ子も見たことがあります。ビールに使うホップはセイヨウカラハナソウで、カラハナソウの仲間です。カラハナソウ酒というのもあるそうです。

  • ブログ子
  • 2011年12月27日 01:13
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