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2013年09月25日

須弥山を模したアンコール・ワット中央祠堂

 中央祠堂の建築上のコンセプトは、須弥山のモデルを造ることである。須弥山は古代インドの世界観において、世界の中心にそびえる聖なる山である。この世界観はヒンズー教から仏教にも伝わり、西遊記にも登場する。急な石段を登り中央祠堂の内に入ると、寝姿の仏が安置されている。元はヒンズー教のヴィシュヌ神が祭られてあった。祠堂からの眺めはよく、祠堂の下の部分を俯瞰できる。祠堂内部の低いところに中庭のようなテラスがある。ここで行われた祭事を想像してみる。

須弥山に 仏寝そべり 祠堂なり


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この場所で いかなる祭事 白昼夢


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