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2013年11月19日

HPFhito12・市長室で執務中の上田文雄札幌市長

 「札幌人図鑑」というインタビュー動画サイトがある。札幌人の福津京子さんが組織に頼らず、個人の才覚でプロジェクトを推進している。それも毎日欠かさず、30分もののインタビューを取材から編集まで行ってYouTubeに投稿している。札幌で活躍している人を見つけてきては、その人を際立たせる話をさせている。上田文雄札幌市長も登場している。
 この手法は、ブログとパノラマ写真にのめり込んでいる筆者にとって、示唆に富むものである。インタビュー形式とか毎日といった力仕事にはついていけないけれど、何かこれに類したことができそうである。丁度「パノラマ写真風土記」の構想を暖めていたことあって、その「人」編を考えてみた。
パノラマ写真を撮ろうと思っている人や、たまたま撮影の機会が得られた人について、人となりや写真を採った状況をメモ的に記述する。調べてその人に迫るのは止め、記述はメモ程度に収める。毎日では途中で苦しくなるのは目に見えているので、1ヶ月に10人程度を考える。それでも1年経てば撮影者は100人を超える。
 この企画は頭の隅にあって、これまでも少しは取材をしていて、ブログにも載せておいた。ブログに「パノラマ風土記」のサイトを整備したのを機に、本腰を入れて企画を前進させようとしている。

 札幌市長上田氏は時々何かの機会の機会にお会いするけれど、パノラマ写真を撮る状況ではない。前述の「札幌人図鑑」に上田市長が出演しているのを見て、撮影の機会を狙うのではなく、市長室まで出向いてパノラマ写真を撮らせてもらえばよいのか、と思いついた。しかし、市長秘書室に直接申し込んでも断られる可能性の方が大きい。そこで知り合いの副市長秋元克広氏に頼んで撮影が可能となった。
 上田市長は弁護士から市長になった。桂信雄前札幌市長退任後の最初の選挙では候補者が乱立で、全候補者の得票率が25%を下回り、異例の再選挙となり、上田氏が当選している。現在は3期目に当たる。革新的政策を打ち出して、野党自民党や経済界とせめぎ合いをしている報道を目にする。
 市長室で執務中の様子の写真撮影ということで、机のところに座った写真など何枚か撮ってみる。その中で、立ち上がって近づいて来る写真を採用してみた。この時の写真撮影で上田市長とどんな雑談を交わしたか覚えていない。ただ、エベレストを目指している、という話だけが記憶に残っている。運動不足解消のため、地階の駐車場から10階の市長室まで階段を登るようにしており、その累積距離でエベレスト登山に挑んでいる、とのことである。
 「札幌人図鑑」のインタビューでは冒頭テーマソングを歌う(歌わせられる)ルールがあるけれど、歌うのが趣味の市長は難なくこなしていた。中国でのレセプションと記憶しているが、宴席で市長自らの歌の披露があったのも記憶に残っている。
(2013年7月31日撮影)


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このプログとは直接関係ないのですが、今朝の道新朝刊に[幻の地下通路活用へ 都心の賑わい創出」と載っており、来る日も来る日も、耳を覆いたくなる内外の難問の中で、久々の朗報と思います。
札幌市の事業費約34億円は、東京オリンピック新競技場建設案の異常な例を挙げるまでもなく、健全財政への財政負担は小さいと思います。
先般のNHK移転開発との相乗効果も大きく、札幌市の行政にとっても、市民の利便性にとっても、費用対効果は計り知れないと推計します。
    

  • 伊東 裕
  • 2013年11月19日 21:28

 この記事はブログ子も読みました。そんな地下道があったとは。これぞ都市秘境です。しかし、一般に公開されれば秘境ではなくなるので、秘境状態で見ることができたらよかったのに、と勝手なことを考えています。

  • ブログ子
  • 2013年11月19日 23:45
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