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2014年05月28日

HPFhito73・著述業で忙しい北海道医薬総合研究所会長本間克明氏

 「ばんけい峠のワイナリー」社長の田村修二氏から札幌のIT産業に関する話を聞きたい、という申し出があり出かける。聞き役は田村氏の他に北海道医薬総合研究所会長の本間克明氏と書記役の喜多晴香さんである。田村氏が30年ほど前に著した「北海道産業論序説」の復刻版を本間氏が出版し、田村氏がその続編を考えていてIT産業も参考にしたい、とう話の流れである。
 田村氏の方はパノラマ写真を撮って取材は終えていたので、今度は本間氏の取材を申し込み、田村氏のところを訪れた翌日に撮影と取材を行った。本間氏の会社は地下鉄東西線24軒駅の近くにある。本間氏にオフィスで机のところに座ってもらいパノラマ写真を撮る。
 本間氏は1954年旭川市生まれである。旭川の高校から北海道薬科大学に進学する。同大学の第一期生として卒業をしたが、病気のため就職せずに修士課程に進んでいる。修士修了後は当時の秋山愛生舘に勤め、1990年には室蘭で薬局として独立する。翌年には札幌に進出している。その後「なの花薬局」で知られる会社と合併して出来たファーマホールディングスの代表取締役会長も勤めている。同社は九州の会社とも合併し全国332店舗(内道内110店舗)を擁する全国規模の薬局となっている。
 本間氏の名刺には薬剤師の他に薬学修士と経済学修士が記されている。2000年に北大経済学部が新制度として発足させた社会人枠の修士課程に入学した。個人経営の薬局なら薬剤師の資格だけでやっていけるが、多くの薬局に目を配らねばならなくなると、経営とか経済の仕組みとかの知識が必要になると考えて、経済学修士号取得となる。
 現在力を注いでいるのは、薬局経営の資格を取得するためのテキスト作りである。既に「薬局薬剤師における在宅業務マニュアル」(㈱コムファ在宅推進委員会)等のテキストとその改訂版を出版してネットで販売している。「登録販売者合格教本」(本間克明、本間技術評論社)などの著作もあり、著述業でも忙しいようである。
 話を趣味に向けると、すかさず男性合唱団「ススキーノ」の公演ビラが出てくる。ビラには第10周年記念とあって、ススキノでの飲み会から始まったこの合唱団は10年間続いている。ビラにある惹句「俺たち青春の真っ只中」をやっておられるのだろう。


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(オフィスでの本間克明氏、2014・5・27)

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