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2016年06月09日

都市秘境講座8回目・大倉山登山

 早いもので道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座は6月8日で8回目になります。今回は大倉山登山になりました。地下鉄円山駅のバスセンターから宮の森シャンツェ行きのバスに乗り、途中の大倉山競技場前で降ります。ここから聖心女学園の横を通り、競技場まで10分間程度歩いて競技場入口です。
 入口のところにある札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」(河邨文一郎作詞)の歌碑と國松明日香制作の勝利の女神ニケをイメージしたモニュメントを見学しました。

(競技場入口での歌碑とモニュメントの見学) 
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 競技場入口のところにあるウィンタースポーツミュージアムは有料で時間もないので建屋の外を通過です。木道を歩き、ジャンプ台が見えるところに「大野精七博士顕彰碑」があるのでこれを見学しました。大野博士は北海道におけるスキー競技の普及に功績があり、札幌オリンピックでは実行委員会副委員長を務めています。顕彰碑のレリーフは佐藤忠良が制作しています。

(大野精七博士顕彰碑)
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 大倉山は、ここにジャンプ台を構築した大倉組(後の大成建設)の大倉喜七郎男爵に由来した山名で標高307 mとなっています。一応山名がついているので登山ということになりますが、木製階段があり遊歩道といった感じです。木製階段を参加者が登っていきます。

(木製階段を上る参加者)
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 山頂部分にスキージャンプ台を上から見下ろす展望台があります。足元の急こう配のジャンプ台を選手が良く飛ぶものだと感心しきりです。ここからは大都会札幌市を俯瞰でき、以前講座の見学で訪れた札幌テクノパークはあの辺りと、皆さん記憶のある場所を目で追っていました。展望台の下の階は展望ラウンジになっていて、ここで少し休憩です。日本一高品質のソフトクリームを買う参加者もいました。

(展望ラウンジ・パノラマ写真)


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 下山は歩き組とリフト組の二手に分かれ、ジャンプ台の下で合流です。バス停まで歩いて戻り、バスを待つ頃に雨がパラつき出しました。歩いている時は雨に当たらず、天気が味方してくれた感じです。

 山歩きでは山野草に目が行き、ギンラン、コケイラン、クルマバソウ、オドリコソウなどの写真を撮りました。

(ギンラン)
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(コケイランとクルマバソウ)
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(オドリコソウ)
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