2019年09月30日
今日(9月30日・その5)の一枚
ベッコウの 色は良くても 気味悪し
森の道の脇の木にハエに似た虫が群れている。後で調べるとベッコウバエである。ベッコウはウミガメの甲羅の加工品でその色に似たハエなのでこの名がある。色は良いのだが、樹液の他に腐食物に集まると聞くとあまり気持ちの良い虫ではない。
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- by 秘境探検隊長
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2019年09月30日
ベッコウの 色は良くても 気味悪し
森の道の脇の木にハエに似た虫が群れている。後で調べるとベッコウバエである。ベッコウはウミガメの甲羅の加工品でその色に似たハエなのでこの名がある。色は良いのだが、樹液の他に腐食物に集まると聞くとあまり気持ちの良い虫ではない。
緑葉に 赤味押し出し ツチアケビ
森の道で笹やその他の植物の葉が少なくなって行くと、それまで茂みの中にあったものが見えてくる。ツチアケビの実は赤いので特に目立つ。ツチアケビの実の傍でパノラマ写真を撮ると赤い実が確認できる。森の道の落ち葉が日毎に増えている。
(パノラマ写真)
スズメバチ 1枚撮りて 退避かな
森の道で遠目にはトンボが飛んでいるのかと近づいてみるとスズメバチである。それも攻撃性が強いといわれるオオスズメバチのようで、分蜂か何かで何匹も飛び回っている。笹の枯葉に止まった1匹を撮り撮影終了で、危険回避で早々に退散する。
アオサギを 上手く撮れずに 気落ちなり
中の川の土手を歩いていて急に大型の野鳥が目に入る。アオサギである。カメラを向けピントを合わせる時間があればこそ、アオサギは飛び立ってしまう。慌てて撮った1枚は手振れを起こしていて、羽の部分は辛うじて写っても頭や脚はボケる。
2019年09月29日
見晴らしを 居残る夏が 遮りて
西野市民の森の出入り口のある西野西公園には小高い場所があり、急な階段を登って着く。頂上に立つと木の間から下の方に街が見える。木の葉が少し色づき始め、遊歩道を枯葉が覆い始めている。木の葉が落ちると見晴らしの良い場所となる。
(パノラマ写真)
朝焼けに 大金星を 重ね見る
夜中のオリオン座は雲で見られなかった。その代わり朝刊で大金星を目にする。昨日行われたW杯で日本が優勝候補のアイルランドを破った。先行されて後半での逆転で観客は沸いた。主将のリーチ・マイケル選手は札幌山の手高校出身で親近感。
2019年09月28日
五稜星 赤く輝き クサギかな
森の道を歩いていて、赤い五稜星の中心に紺色の円い実の生っている木を見つける。図鑑で調べるとクサギの木で葉に悪臭があるため臭木と呼ばれた。五稜星の部分は花の萼が変化したものである。萼と実が目立つので遠くから見つけて写真に撮る。
ホオジロが 羽色で告げ そこの秋
青空が広がっている。木の枝才にホオジロが止まっている。この野鳥は見晴らしのきく木の天辺辺りによく止まる。9月も終わりになると森の木々が少しずつ黄紅葉に変化し始める。ホオジロの羽の色は秋の色で、秋の到来を告げているかのようだ。
2019年09月27日
頭上から 小さき突音 コゲラなり
森の道で頭上から木を突く音がする。音はそれほど大きくなく、コゲラかと見上げると確かにコゲラが餌を求めて枯れ木を突いている。図鑑には日本産キツツキ類中最小の種の説明がある。写真を拡大すると嘴の先に何か見えるがはっきりしない。
森の道 危険の知らせ 目に流し
宮丘公園に接する西野市民の森の入り口のところに熊やスズメバチに注意喚起の看板がある。最近はマダニ注意の張り紙も加わった。今のところ熊には出遭っていない。スズメバチも一匹くらいなら目にしていて、ダニも衣服についたものは見た。
(パノラマ写真)
案内板 二つもありて 意図不明
西野市民の森の散策路に左右の矢印付の散策路の案内板が二つ立っている。右と左から来た人にそのまま歩くと散策路であると伝えている。しかし、一本道なのでこの道が散策路であることを知らせる案内板は一つでよく、二つ並べた意図が不明。
(パノラマ写真)
毒草や 役に立ちたり 森の道
夏から秋に向かおうとしている森の道で目につく花はサラシナショウマ、アキノキリンソウ、ミズヒキ、イヌタデ、野菊にトリカブト等である。毒草トリカブトは見て写真を撮るだけなら、花の少ないこの時期の森の中では貴重な被写体である。
大きな葉 隠れる野鳥 メジロなり
早朝は寒く感じる気温であったが、散歩に出る頃は直射日光が熱く感じられる。何か分からない実の生っている木に小さな野鳥が集まっている。木の葉が邪魔をして鳥影が上手く捉えられない。野鳥はメジロで木の実を求めて集まって来たようだ。
電柱の シジュウカラ撮る 寒き朝
木に葉が多い季節では、野鳥がいれば街路の方が撮影し易い。ただ、人工物に野鳥というのも趣に欠ける一方、取り合わせの面白さもある。自宅の近くで電柱の傍にいたシジュウカラを撮る。どうして電柱の周りを飛び交っているのか不明である。
2019年09月25日
榀の字は 樹名と知りて 森の道
森の道で「シナノキ」の標識が幹に括り付けられているのを見つける。落葉高木で寒さに強く北海道でも自生する。説明に樹皮で布や縄を作ったとあり、利用価値のあった木である。花の咲く時期にどんな花か確かめたい。榀の漢字があるのを知る。
秋予告 落ち葉覆いて 散策路
西野市民の森の251峰のところでパノラマ写真を撮る。秋に向かい落ち葉が人影の無い散策路を覆い始めた。今年はこの道を日課のように散歩してもう何回通ったことだろうか。写真の被写体を探しながら足腰の衰えを少しでも防ごうと歩いている。
(パノラマ写真)
森の中 傍目気にせず キスする木
時々人に見えて来る木がある。今朝はキスしている人のような木である。別々の木の枝が成長しようとしてぶつかり合って成長が止まってしまったようである。横の木の幹にある痕が目玉のようで、キスする木を見つめているようにも見えて来る。
2019年09月24日
アカゲラは どこに居るかと クイズなり
森の道で野鳥に出遭うけれど、シャッターチャンスを生かせない。ズームレンズでズームインにすると野鳥が視界から飛び出る。ズームアウトでは鳥影がどこに写っているか分からない。写真にアカゲラが写っていてもどこに居るかクイズである。
足下は 清き流れの 中の川
朝降っていた雨が止み、青空が広がったので西野市民の森に出掛ける。この森の散策路は中の川の上流で川の南側の西野西公園につながる道と北側の宮丘公園に通じる道に分かれる。その道の接点の中の川に渡された木橋の上でパノラマ写真を撮る。
(パノラマ写真)
雨雲を 連れて通過の 低気圧
朝の散歩にでかけようとすると雨が降ってくる。新聞の天気予報欄は晴れマークなのだが、台風から変わった温帯低気圧の影響が未だ残っているようだ。朝の散歩には行かず玄関先から都心部の方向の写真を撮る。雨雲の下に明るい空が見える。
2019年09月23日
奇妙花 ニゲラを撮りて 雨降り日
庭に出てニゲラの花を撮る。この花は奇妙な形をしている。八重の花弁に見えるものは萼で膨らんだ子房の付属物が捻じれるようにあり、その周囲に雄蕊がある。熟した子房の中に種子があり、それが黒いことからクロタネソウとも呼ばれる。
ヤマガラや 今日の一枚 雨の前
日本海を進む台風17号が温帯低気圧となって北海道を通過の見込みで、札幌は午前中から荒れると天気予報。しかし、早朝は無風状態で嵐の前の静けさである。散歩に出がけにヤマガラの写真が撮れる。宮丘公園から帰路につく頃小雨が降り出す。
2019年09月22日
毛先まで 影絵で写る 尻尾かな
木の上の方から音がする。多分リスだろうと探すけれど姿が見えない。やっと木から木へ移るリスを見つけてシャッターを押す。2,3枚撮れたけれどあまり上手く写っていない。リスの尻尾の毛先まで木漏れ日でシルエットになって見えている。
住宅地 カラス窺う ハトの群れ
住宅の屋根や電線に大群のハトが居る。アンテナで数羽のカラスがハトを窺っている。カラスは時にはハトを襲うので、ハトは群れている方が安全なのだろう。しかし、餌場もないのにどうしてここにこんなにもハトが群れて居るのか謎である。
2019年09月21日
これ見よと テープ目印 ショウマ花
西野市民の森を歩いていると、サラシナショウマの花のところにピンク色のテープがあるのが目に留まる。以前にもキノコ等に同様の目印があったのを思い出す。誰かが、この道の散策者に見るようにと注意を喚起しているのだと、最近気が付いた。
赤帽子 見事に撮れて 大鳥果
森の散歩道でオオアカゲラの姿をカメラで捉える。頭の赤毛の部分が見事で、これほどの赤帽子を被った姿は珍しい。止まった木は突くのに値するかと品定めをしている目つきも撮れ、この一枚の写真で2時間近くの森歩きは成果ありと評価する。
2019年09月20日
墓地の中 探鳥散歩 スズメ撮り
家人の関係の墓参りに付き合う。この近くは都市秘境散策講座を持っていた時に参加者と歩いている。これからの少子化を考えると共同墓地はもっと考える余地ありと思う。墓石にスズメが止まっているのを見つけて写真に撮り探鳥散歩も兼ねる。
実物と 写真を比べ 可食の実
昨日のブログに書いたハイイヌガヤの実を今朝の散歩時に初めて口にする。当たりが良ければ甘い実である。悪ければ何とも変な味で吐き出してしまう。散歩途中に食し、間違って食べられない実を口にして歩行困難を心配したが、杞憂であった。
枯死を待つ 緑実を撮る 寒さかな
朝の気温は低くなる。昨日は大雪山の降雪のニュースに接していて、寒い訳である。散歩時にウィンドブレーカーを着込んで出掛ける。オオウバユリの実を見かけて撮る。実は未だ緑でここでは夏が居残っている。この実と共に、この株は枯死する。
2019年09月19日
衛星の 打ち上げ目指す 努力かな
月1回の勉強会eSRUで北海道科学大学三橋龍一教授の人工衛星とクラウドファンディング(CF)がらみの話を聞く。三橋先生のCFは既に終了していて、目標額の2倍以上の支援実績である。衛星通信のための旭岳と手稲山の通信実験の紹介もあった。
(パノラマ写真)
調べみて ハイイヌガヤの 実と知れり
森の道で低木の針葉樹に実が生っているのを見つける。写真に撮って帰宅して樹木図鑑やネットで調べる。ハイイヌガヤのようである。今までも目にしていたのに実を見つけた事でこの木の知識を得る。実は食用になるとの事で次回は試してみよう。
藪の中 枯葉色似せ カエルかな
昨夜の雨で濡れている道を歩いていると草藪で何かが動く。カエルである。体色が黒ずんだ落ち葉の色とそっくりで、暗い藪の中では姿を見つけるが難しい。撮った写真を拡大して見ると飛び出した両目が写っている。カエルの種類は分からない。
成長の 速きキノコの 傘が割れ
朝は涼しいというより寒いくらいである。1日置いて森の道を歩く。蚊が消え、空気も澄み快適である。1昨日は卵の形をしていたタマゴタケは傘が開いて割れてきている。道端にあっても踏みつけられずある。それにしてもキノコの成長は速い。
2019年09月18日
三分の 遅れや真紅 撮り逃がし
東の空が赤い。この赤さを撮り逃がすまいと、自宅近くの見晴らしの良い場所に急ぎ足で向かう。しかし、3分も経っていないのに、視界の開けた場所に立つ頃には空の赤色は褪せている。空が赤く燃えるのはほんの一瞬であると今朝も知らされる。
2019年09月17日
目を射たり サラシナショウマ 白き花
薄暗い茂みに白い花が目を射るように咲いている。サラシナショウマの花である。漢字では晒菜升麻で若菜を茹で水に晒して山菜として食する事に由来する。升麻は生薬で解熱、解毒、抗炎症作用があると解説にあるけれどお世話になった事はない。
タマゴタケ 撮るドアの前 開けて秋
森の道で、昨日見つけたタマゴタケが大きくなっているのを再発見して撮る。一日でかなり成長するけれど、傘は未だ開いていない。明日になれば開くのではないかと思う。キノコの周囲に枯葉が増えてきて、秋のドアの前に立っている感じである。
追いつけぬ 飛ぶアオサギや 中の川
中の川沿いを歩いていると急にアオサギが飛び立つ。慌ててカメラの電源を入れ撮影の体勢に入った時には鳥は大空に舞い上がって、ズームによる拡大写真は撮れなかった。天気を約束してくれる青空が広がり、その中をアオサギが飛んで行く。
2019年09月16日
敬老日 駅前広場 スマホ撮り
Dデパートの8階のレストランで会食。レストランの窓から札幌駅前広場を見下ろしてスマホで撮る。少し人だかりが出来ているのはミニ演奏会が行われているようだ。敬老の日であり、敬老の意味を問うても同席の小学生には答えに窮する質問だ。
森の道 卵の落ちて キノコなり
成長し出したタマゴタケを見つける。しかし、タマゴタケは赤い色なのにこれは本当に卵色である。チャタマゴタケのようである。ネットには珍菌との説明もある。一両日で大きな傘のキノコになるだろう。その時又見つけられれば写真を撮ろう。
2019年09月15日
見せばやと 古語を呟き 花接写
庭にミセバヤの花が咲いている。貰ったのか買ったのか、どういう経緯でここに咲いているのかはっきりした事は憶えていない。多肉性の宿根草で寒さに強く毎年咲いている。「見せたい」との思いを花名にしただけあって見応えのある花である。
2019年09月14日
散策路 標識横に カタツムリ
西野市民の森は隠れ散策路の趣で、早朝の散歩で出合う人はほとんど居ない。日中でも居ないかもしれない。しかし、散策路の標識が木の幹に取り付けられてある。標識の傍にカタツムリが這っている。薄暗くてフラッシュでカタツムリの殻が光る。
2019年09月13日
名月や 空撮の手を 刺す蚊かな
暦には十五夜とあり中秋の名月である。東の空に月が出る頃を見計らって自宅庭100 m上空にドローンを上げ空撮を行う。夜の明かりが灯り始めている大都会の上空に円い月が現れ始める。ドローンを操縦する手に蚊が寄ってきて刺してくる。
(空撮パノラマ写真)
花ブラシ サラシナショウマ 蕾なり
朝はかなり涼しくなる。森の道を歩いていて蚊が少なくなり、汗もほとんど出ないので気持ち良い。道の傍に穂状の白い花を見つける。サラシナショウマだろう。未だ蕾のようで、もっと開花が進めば白い花がブラシのように密に並び見応えがある。
2019年09月12日
雨降りの 朝日の景を 電線(せん)が裂き
雨が降っているのに朝日が出ている。傘を差して写真を撮る事もできないので、自宅前で素早く朝日を撮る。この状況では電線とか屋根とかを除くのは出来ない相談で、これらが写り込んでくる。撮影時には電線の見えないところに住みたいと思う。
2019年09月11日
ミゾソバは 可憐なる花 水辺傍
森の道でミゾソバの花を撮る。溝のような湿った場所に咲き、ソバの花に似ているので花名となる。小さな花が集まって咲く。花が小さいのでマクロレンズで接写する。写真を拡大して見ると5弁の花で、花弁の中心の白から縁の桃色に変化する。
猛毒を 隠して花の 優美なり
森の道でトリカブトの花を見つける。この植物全体に毒があり、それも猛毒と知ると花を見る目も変わる。観賞用として庭にもあった記憶があり要注意だ。漢方薬として利用され、塊根は附子(ぶし)と呼ばれ、強心作用や鎮痛作用があるようだ。
目を見れば 間違いのなく メジロなり
森の散歩道に入る手前の開けた場所で野鳥を撮る。拡大するとメジロである。この場所で何度もメジロを撮っており、この辺りに棲みついているようだ。かなり遠くの木に居たものをズームインして表示しているので、解像度の上からは限界である。
2019年09月09日
6割で 足踏みするか 支援金
3日前に公開となった来年のカレンダー制作のクラウドファンディング(CF)の支援金額が目標額の6割ほどに達する。支援の達成率を高めたいので、目標額はかなり低く設定している。知っている人に声を掛けての支援金募集でCFは名ばかりだ。
ひっつき虫 我が家まで来て 捨てられる
散歩から帰ると衣服に付いた植物のひっつき虫を見落とさぬように取り、テーブルの上に並べてみる。ねばねばした液を出すものや鉤状の突起をもつものがある。動く動物等にひっつき遠くに運ばれる事で繁殖の範囲を広げようとする戦略である。
真夏日や 森虫多く 汗噴き出
早朝散歩に出掛ける時雲から顔を出して昇ってくる朝日を撮る。太陽の輪郭がはっきり写らず棚引く雲に焦点が合う。今日も真夏日の予報で、暑くならぬ内に森の道を1万歩近く歩く。蚊や虫が多く、汗も噴き出し清々しい気持ちの散歩にはならず。
2019年09月08日
来年の 花撮影の 場所記憶
森の道で今朝もツチアケビの新しい株を見つける。実は大きくなっているけれど、2個しかない。隣の株には1個の実も無い。摘み取られたのかもしれない。来年はラン科のツチアケビの花を撮ってみようと思っていて、場所の記憶を残そうとする。
2019年09月07日
キジバトや カメラ気にせず 情事なり
キジバトはいつもなら近くに人の姿があるとすぐに飛び去るのに、今朝の2羽は違っている。キジバトの注意は互いに相手にあるようだ。それもそのはず、お互い近づくと何度も情事に及んでいる。情事の最中は周囲が気にならない様子である。
2019年09月06日
CFの 公開ありて サイト見る
北海道新聞社のクラウドファンディング(CF)find Hで、来年のパノラマ空撮写真カレンダー制作の支援の公開が始まる。カレンダー制作での赤字がどこまで圧縮できるか、CFの支援も大きく関わるので、毎日サイトを見る事になるだろう。
(find Hのサイトhttps://find-h.jp/)
2019年09月05日
ツチアケビ 赤実残され ベンチ上
西野市民の森の251峰のところに木製ベンチがあり、その上にツチアケビの赤い実が置かれている。誰かが採ってここに置いたのだろう。ここに残しておくぐらいなら元の場所にそのままにしておけばよいものを、と思う。光合成無しで実が生る。
藪枯らし 貧乏くさく ヤブガラシ
散歩道の中の川の土手道で写真の花を見かけて気になっていた。花図鑑を見ていたら同じような写真があり、ヤブガラシとある。藪を枯らしてしまうほどの繁殖があることからの命名で、貧乏くさい場所でも咲くのでビンボウカズラの別名もある。
朝鳥果 オオアカゲラの ボケ写真
夏は涼しい早朝に散歩をする。早朝の森の道は薄暗くて写真を撮るには適していない。オオアカゲラを見つけて写真を撮ると嘴の辺りがボケて写る。オオアカゲラは何枚も撮る余裕を与えてくれなかったので、このボケた写真を今日の一枚にする。
辛うじて リスの姿を 浮き立たせ
早朝の薄暗い森の道での撮影ではリスのような動くものは上手く撮れない。木の幹を動き回っているリスが居るのでカメラを向ける。幹の陰のリスは暗く写る。画像処理で明るく処理しても限度があり、リスと木の幹が溶け合ったような写真になる。
今朝も又 朝焼け空は 撮影難
朝焼け空が広がっている。これを撮りたいのだが、カメラをどの方向に向けても電線が写り込んでくる。ズームを効かして遠くのビルに焦点を合わせ、近くの電線をぼかす。しかし、朝焼け空の狭い範囲しか写らず、住宅街での朝焼け撮影は難しい。
2019年09月04日
森の道 目印のあり タマゴタケ
森の道で枝の挿し木に赤い目印のリボンが目に留まる。そこにタマゴタケが成長中である。目印が先でタマゴタケがそこに現れたのか、タマゴタケに目印を付けたのか、どちらか先か分からない。どんな人が何を思ってそうしたのかも不明である。
2019年09月03日
躓けば 先端企業も 神頼み
札幌テクノパークは造成時期により第1と第2の区分がある。第2テクノパークには神社が造られた。澄丘神社で、先端技術企業団地と神社の組み合わせが面白い。先端技術も最後には神頼みとなるのか。鳥居の近くからドローンを飛ばし空撮する。
(空撮パノラマ写真)
比べ見る テクノパークの 冬と夏
来年のカレンダーをクラウドファンディング(CF)の支援も受けて出版する準備を行っている。札幌テクノパークの空撮パノラマ写真も加えようと今日又テクノパークまで出向いて空撮を行う。その写真をCF会社に送る。明日辺り公開なるか。
散歩道 鳥リス遭わず ムカゴ撮り
昨夜はかなり雨が降ったけれど今朝は晴れる。いつものように朝食前に西野市民の森を歩く。植物の茎の部分に虫らしきものが多数あって良く見ると植物の一部である。ムカゴ(零余子)と気が付く。わき芽が養分を貯え肥大化したものである。
2019年09月02日
立姿 豆粒となり 判別難
ビー・ユー・ジーDMG森精機の社屋の前で空撮パノラマ写真撮影。川島社長に寺町さんが傍で見ているので、50 m上空からなら人物も写るとこの高さでの空撮。しかし、真上からの立姿の写真では人物の判別が難しい。月曜日で自動車が多い。
(空撮パノラマ写真)
森の道 撮るに価値あり ツリフネソウ
この時期、森の道に花はあまり咲いていないけれど、ツリフネソウが目に留まる。薄暗い場所に咲いていて、手振れを起こさないように慎重に撮る。自宅庭にも咲いていて珍しい花ではなくても、森の散歩道で見つけると撮影価値のある花となる。
木に同化 動かぬリスを 好きに撮り
森の道でリスに出遭う。体の大きさからみて幼いリスのようだ。威嚇音か音を立てながら木の周りを跳び回っていて、そのうち固まってしまった。例の木に同化作戦である。こうなると好きな角度で何枚も撮ることができる。口に何か咥えている。
2019年09月01日
島で浮く 先端企業 森の海
明日打ち合わせのため札幌テクノパークに行く予定。高速道路を通ってテクノパークに行く道を確かめるために久しぶりに出向く。テクノパーク内で空撮を行う。空から見るテクノパークはポンノッポロ橋でつながった森の中に浮かぶ島のようだ。
(空撮パノラマ写真)
野鳥(とり)の目に 朝日昇りて アオジかな
天気が良く散歩道の開けた林のところで野鳥が飛び回っているのを見る。撮ったものを拡大してみるとアオジのようである。目の周囲が黒ずんでいないので雌と判定する。写っている脚は細く、枝を捕まえる指の部分はかなり長いのに気が付く。