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2007年10月03日

カントリーサイン

 市の境界に時たまカントリーサインを見かけることがあります。大抵交通量の多い主要道路にあるため、車を停車させて写真にとるのが難しいです。カントリーサインはその都市のシンボル的なものをデザインするので、都市の特徴を理解する上で便利です。
 江別市のデザインは百年記念塔にレンガの倉庫(?)です。レンガ造りの倉庫群はそのうち見に行こうと思っています。

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 石狩市は石狩浜の灯台、港、ハマナスです。これも確かに石狩市のイメージです。

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 小樽市は運河で、小樽といえば運河が直ぐに結びつきます。

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 札幌市は時計台です。北広島市はクラーク博士だったと思いますが、手元に写真がありません。今度北広島にカントリーサインの写真を撮りにゆこうと思っています。

2007年09月19日

街の中のパンダ

 江別市のJR江別駅の近くの歩道にパンダの標識をみつけました。札幌の秘境で「パンダの棲む街」のテーマでパンダを追いかけたのを思い出しました。

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 新札幌の駐車場にあったと記憶しているパンダの絵です。その他にもパンダの絵は札幌にはありますが、今回の江別・北広島ではパンダはほとんど目にしていません。

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2007年08月17日

動物のデザイン

 動物に関するデザインはなかなか面白い。大都会札幌市の悩みの一つは熊の出没で、熊に関する注意の看板を見かける。絵入りのものも当然あって、この看板の熊は獰猛さを表現したのだろうが、どこかユーモラスである。

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 以前はまれに自宅の周りで狐を見かけた。自宅の近くの公園にあった、狐の餌付け禁止の看板である。都市化が進み、狐の姿をみることはほとんどなくなって、看板の狐だけが取り残された状況である。

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 同じ公園内のマムシの注意看板である。リスはみたことがあるけれど、蛇の方はトンとその姿を見ることがなくなっている。まあ、見たいとは思わないけれど。看板ではマムシが人間に驚いて「こわぞ~。にげろ!」と逃げていくので、蛇を驚かさないで、というようにもとれるけれど、まあ、それはないですよね。

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 冬でも鴨鴨川に鯉が放流されているので、川に雪の投げ込み禁止の看板に描かれた鯉の絵である。こんな看板が出るのも雪国の都市札幌ならではであろう。

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2007年08月16日

札幌市の花と鳥のデザイン

 札幌市の花(スズラン)と鳥(カッコー)のデザインを足元に探すと思いがけないところに見つけることができます。運動不足解消に朝散歩する近くの宮丘公園に芝生広場というところがあって、少し高台になっているのですが、その階段の頂上の部分で見つけたデザインです。遠景は西区宮の沢から手稲区の街並みです。
 四つ角にスズラン、カッコー、札幌市のマーク、西区のマークがあります。中央に東西南北の方向が記されていて、周囲の影が東から西方向の伸びていますので、朝であることが分かります。
 西区のマークは市民からの募集で決まったものです。このマークの募集の案内を見て一生懸命デザインを考えたことを記憶しています。応募もしたのではないかと思っています。はるか昔のことでどんなデザインであったか覚えていませんし、記録も残っていない。自分のデザインが消えてしまったのはちょっと残念。

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2007年08月15日

舗道絵ー札幌市の花と鳥

 都会の中のさりげなくデザインされたもの、たとえば舗道絵などは、その都市の象徴が描かれています。南5条西5丁目の歩道でみつけた舗道絵です。花は明らかにスズランで、これは札幌市の花です。

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 鳥はこれだけなら何の鳥かは判別できませんが、多分札幌市の鳥であるカッコーでしょう。この託卵鳥の声は聞いても姿はあまり見かけたことはありません。それにしても自分の卵を他の鳥の巣に産みつけて、他の鳥に育てさせるとは悲しいやら可笑しいやらです。

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 札幌の象徴の時計台、泉の乙女像がある大通公園の絵柄です。

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 これは道庁の旧赤レンガ庁舎でしょう。

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 なお、この舗道絵のある通りには石蔵を利用した料亭杉の目があります。お呼ばれで2,3度入ったことがある。

2007年08月13日

開拓の歴史のみち

 注意してみると、舗道には絵がはめ込まれている場所がある。舗道の近辺の商店街が資金を出し合って環境整備の一環として行っているのだろう。このような場合、絵やデザインのテーマの選択は歴史的なものに即して行われる場合も多いようである。
 琴似本通りの地下鉄琴似駅付近から西区役所あたりにかけての歩道には「開拓の歴史のみち」のテーマで舗道絵がある。こんな舗道絵があったとは今まで知らなかった。開拓を象徴するものがデザインされていて、ブロンズ製の立派なものである。惜しむらくは、足を止めて見る人は皆無に近い点である。

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 舗道絵のテーマが選ばれたのは、屯田兵村の兵屋が国の史跡として琴似本通りの近くに残されているためであろう。その推測を補強するカラーの舗道絵もある。

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 雪の残る季節に訪れた屯田兵村の兵屋の写真を載せておく。この写真はこの夏の終わりには陽の目をみるだろう中国語版豆本「札幌秘境100選」に採り上げている。

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2007年08月11日

デザインの秘境

 都市の境界をマンホールの蓋(manhole cover:MC)で判断する考えから、MCを注意して観察するといろいろなデザインのものがあるのが分かって来ました。これは今まで気にも留めていなかったのですが、人目につかず、それでも住むところに関連したデザインを生かそうとしています。これは「デザインの秘境」です。そのようなものはMC以外にもあります。おいおいそのような発見を紹介してゆこうかと考えています。

 札幌市のMCで雪の結晶がデザインされています。

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 札幌市のMCで川を泳ぐ鮭と時計台です。

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 北広島市のカエデとツツジ(両方とも市の木と花です)がデザインされています。

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 小樽、石狩、江別のMCは今度行ってみつけてたら写真を撮っておこうと思っています。

2007年08月04日

都市の境界

 歩いていたり車で走っていたりして、都市の境界は何で分かるか。まず、道路標識である。これは簡単に都市名を書いたものから、カントリーサイン付きの立派なものまである。これに加えて、マンフォールというのも境界の目印になるのに気がついた。

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 上下水道は都市毎で管理している。マンフォールの蓋には設置した都市のマーク(模様)が刻み込まれている。道路が二つの都市を横切っていると、近くに並んだマンフォールの蓋が別々の都市のマークとなっていて、その間に都市の境界があることが分かる。例えば、厚別東通が北広島市虹ヶ丘から札幌市もみじ台に抜ける場所の歩道のマンフォールは北広島市のものであることが分かり、そこから10メートルぐらいのところにあるマンフォールの蓋には札幌市のマークがある。

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 注意してみると、道端に市の境界を示す礎石もある。この種の礎石はどこの市でも設置しているようでもないようで、札幌市のものは見つけることができるのに、札幌に接する他の都市のものはお目にかかったことがない。多分、礎石にだって費用がかかることでもあるし、一方の都市が境界をはっきりさせてくれると、張り合うように他の都市も境界の礎石を置く必要もないこともあって、両市の境界礎石が並んで設置されることがないのかな、と推測している。

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