2007年04月15日
浦河郵便局
春先の日高路は、まだ枯れ草で覆われた牧場が道路脇に広がり、遠くに日高山脈が雪を頂いて輝いて見えるのが絶景である。浦河は日高支庁が置かれている町であり、軽種馬(競走馬)の生産地で名が通っており、古くからの港もある。山が海に迫り、町はその合間にあったのが、現在は海の埋め立て地に役場が建っている。
浦河の町をふらりと歩いていると写真の逆禁止マークを発見した。郵便局専用駐車場で、郵便局の車が並んでいる。進入禁止マークに「郵便車専用」の文字を入れたのだろうけれど、進入禁止マークが逆禁止マークになっているのは珍しい。
浦河の町は人口が漸減で、16000人を切っている。人口が少なく、車が足となっている地方の町では、市街を歩く人の姿がまばらである。人の姿も見ないで、この町の海の玄関の港に足を運んでみる。防波堤から見る海は荒れていて荒涼感が漂う。「海と牧場」を標榜する浦河の町であるけれど、訪れた時が春先であったため、緑の草地を駿馬が走り穏やかな海原が広がる景色とは遠かった。
- by 秘境探検隊長
- at 04:47
comments
わたしには夢の中のような日高の山々です・・切干大根の香りがするような・・♪