2007年11月04日
地下街で だるま仕立てが 晴れ舞台
文化の日(11月3日)にオーロラタウンを歩くと菊祭りが行われていました。丹精を込めて作られた大輪の菊が並んでいました。だるま仕立て、福助仕立てと分類されているのは、だるまや福助人形に似ていることから来ているようです。いわれるとそんな気もしますが、形が似ているかなあ、とい感想も出てきます。菊の場合、だるまと福助の違いは花の背の高さと三本仕立てか一本かにあるようです。
菊の栽培を行っている農家では、菊展に出品しなかった(あるいはし終わった)菊は花を摘んでしまうようです。摘み取られてた花球を捨てないで、一時観賞用にか畑に刺しておかれるのを目にします。見方によれば晒し首のようにも見えて、花が見事な分異様な感じもします。摘み取った花は惜しまず捨ててしまう方がよいのかもしれません。何か人の身の処し方にも通じるところがあるような気もします。
役目終え 花球(はなだま)だけが 畑に咲き
- by 秘境探検隊長
- at 02:17
comments
むかーしは、大きな作品だけだったような気がしますが、小さな菊盆栽や、菊の変形のような作品も多くなっていると思います。気のせいでしょうか?
盆栽仕立ての菊の花は木のような茎に花を咲かせているのは驚きです。そこら辺に咲いている菊の花は、冬には茎の部分が枯れてしまって、茎が木の幹のようになるとは考えもしませんでした。物事は知らないことが多々あるものです。