2008年05月16日
それぞれの 思い写して 春水面(みなも)
構内のメインストリートに面して、大野池と呼ばれる水辺がある。冬の間は氷と雪で閉ざされていた水面が、桜の花と一緒に現れてくる感じである。池の周りには散策する人、佇む人、本に目を通す人、それらを写真に撮る人と、思い思いの人が集まって来る。穏やかな水辺は人の心を和ませる。風が無く水面が静止していると、池近くの桜や緑の樹木はもちろんのこと、離れてところにある建物でも水面に鏡像となって写し出され、本物と水面の鏡像を同時に眺めて楽しめる。
鏡像を 楽しむ季節 池の中
- by 秘境探検隊長
- at 02:22
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