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2008年06月25日

夏に雪 ポプラの綿毛 緑消し

 ポプラの綿毛が飛ぶのは初夏の札幌の風物詩である。白い綿毛の舞う様、地上を覆う様からよく夏の雪と表現される。この綿毛はポプラの種子を運ぶためのもので、鳥がその種子を食べる。特に、水面に浮かんだ綿毛を水鳥などが啄ばんでいる。北大構内のサクシュコトニ川の水面にもポプラの綿毛が流れて、これを鴨が啄ばんでいるのをよく見ると、子鴨が目立たなく流れに乗っている。カラスが多くて子鴨が狙われるので、ポプラの綿毛は子鴨の身を守る衣のようにも見える。

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親子鴨 流れる綿毛 啄ばみて

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