2008年08月12日
ヒマワリ
ヒマワリは生長する時に太陽を追いかける。しかし、大輪の花を付ける頃にはこの動きは止まる。太陽の軌道方向に向いた背の高いヒマワリが並んで立っている様子は、人が顔を日に向けて日光浴をしているようにも見える。重なる花弁に目を奪われるけれど、中心部の花の下で種が成長していて、花が枯れると種の塊が取り出される。ヒマワリの種からヒマワリ油が取れる。ヒマワリの花を見ていても種が花の下で成長しているとは思えず、花は種から目をそらせる役目のようでもある。
並びたり ヒマワリ人(びと)の 日光浴
花、目ひき ヒマワリの種 潜みおり
- by 秘境探検隊長
- at 04:31
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昨日墓参を兼ねて北龍町の村井メロン農場で栽培しているひまわり畑へ花粉採取に出かけました。
残念ながら、開花状態は、花粉採取に最適の日を3日程遅れておりました。
一般に言われる満開日と花粉採取最適日との間には3~5日程のずれがありますので、毎年開花情報を戴いているのですが、研究作業面ではこの遅れで苦労しております。
プログのひまわりは2008-08-12で、今年は20011-08-13ですから、偶然にも3年後のほぼ同一日で、大体この状態が花粉採取に適して居ります。
今日も出かけたかったのですが、予報通り大雨で、自宅で花粉採取機の性能向上に6時間もかかり、風洞実験などを繰り返し何とか難問をクリアー出来ました。
今時季はひまわりが新聞紙上を賑わしておりますが、プログのような一歩踏み込んだ専門的記事は少なく、ありがたく読ませて戴いて居ります。
3年前のブログ記事を読み返していただいて有難うございます。本日は終戦記念日で、ヒマワリの花が最も盛んな頃に終戦を迎えたという事実に改めて気がつきました。伊東さんのヒマワリ研究も、年輪を重ねている点にもコメントから確認です。