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2008年09月10日

おいらん淵

 豊平川は藻南公園内を流れる辺りで淵を作っている。明治の末、身請けされ札幌に連れて来られた花魁が、淋しさのあまりこの淵に身投げした言い伝えから、淵と急流のある場所に「おいらん淵」の名がついた。秋に入ったのだろうと思われる頃、このおいらん淵に立ってみると川水が少ない。水の流れない岩場に赤トンボが止まっていて、花魁の生まれ変わりかとも思えてくる。生徒達が先生に連れられて地質の勉強である。岩石から太古の昔の勉強で、明治は極々近い過去の話である。

花魁の 生まれ変わりか 赤トンボ

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河水無く おいらん淵は 学びの場

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