2008年10月17日
きまぐれな秋の天気の中島公園
2008年秋の秘境を歩こう2回目の講座は、中島公園の鴨々川に沿っての秋の探勝行といった趣です。地下鉄南北線の出口から公園に入り、山内壮夫の「森のうた」の彫刻観賞から開始です。この時間には天気は快晴で、天気予報も午前中は晴れマークで、この後雨が降るとは露も考えませんでした。
公園内の日本庭園にある八窓庵は、雪囲いの工事が始まるため、庭の部分には入れませんでしたが、通り道から十分近づいて見ることができました。ここでは八窓庵の来歴の説明です。八窓庵をバックに記念撮影です。
日本庭園に隣接して豊平館があり、拙著「爪句@都市のデザイン」を配って五稜星のテーマでこの建物の解説です。豊平館の内に入ってさらりと見学です。見事なシャンデリアを吊っている天井の部分の飾りと部屋の名前が一致しているのを発見しました。
豊平館を出て、鴨々川に沿って歩き、道すがら渡辺淳一文学館を外から眺めました。原則無料の場所を訪ねて歩く方針なので、有料の施設はパスします。
鴨々川は黄葉に彩られて見ごろでした。きれいな河水が滔々と流れていて、大都会札幌の自慢できる川です。護国神社では推定樹齢880年のイチイの老木や戦没者の鎮魂の碑などを見て周りました。この頃から空に雲が広がってきて、俄か雨となり、護国神社の本殿のところで雨宿りです。
雨宿りの最中に爪句の句作の解説などを行いました。雨もそのうち止んだので、今回の最後の見学場所の幌平橋まで足を伸ばし、ポートランド広場の彫刻の観賞です。この橋には橋の上にさらに橋があるので、そこに登り、豊平川を見下ろしました。
今回は中島公園内の彫刻探訪でもあったのですが、コースを鴨々川寄りに選んで、資料に用意した彫刻群を見るのを失念してしまいました。途中の雨宿りもあって、彫刻見学に戻る時間が取れず二時間の講座を終えました。
- by 秘境探検隊長
- at 03:24
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