2009年02月14日
美園リンゴ並木-美園郵便局
かつて札幌はリンゴの一大産地で、市内にはリンゴ園が多く見られた。しかし、都市化が進み、札幌市街地のリンゴ園は姿を消した。リンゴの産地の面影を伝えるものとして、豊平区美園を走る環状通の中央分離帯のところにリンゴ並木が続いている。この並木は1974年に80本のリンゴの木が植えられ、リンゴ園のあった平岸でのリンゴ作りの技術を生かし、見事な並木に育っている。秋に自動車でこの並木を通過する時、渋滞気味になると実ったリンゴの木に目が行き、心が鎮まる。
渋滞時 窓外リンゴ 気を鎮め
札幌の秘境本のテーマの一つとして、「リンゴの木のある風景」を取り上げていて、そのページの校正刷りを載せておきます。そろそろこの本の書名を決めたいのですが、出版社の意向もあって、なかなか決まりません。
- by 秘境探検隊長
- at 02:44
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昨年10月にもこのブログで書きましたが、このリンゴ並木のリンゴを豊平区役所でもらい、美味しくいただきました。
豊平区役所のHPで書いてありましたが、車の排気ガスの中で育っても南区の果樹園と変わらず安全であるみたいです。
http://www.city.sapporo.jp/toyohira/goiken_goyoubou/minasamanokoe/0810/22-1.html
また、「美園リンゴ会」という地元の団体が清掃活動やパトロール活動をおこなっており、盗人やカラスを見張ってるようです。
リンゴ並木は、やはり地元の監視活動がありましたか。確かにそうでもしないと、リンゴ並木のリンゴの実が、秋にあれほど残っている説明がつきません。
リンゴを賞味することなくリンゴ並木の紹介をしています。「美園リンゴ会」については、同会が「リンゴ並木の碑」を建立したことを書いておきました。